いくらおにぎりブログ

邦画中心の映画感想ブログです。ネタバレがありますのでお気をつけ下さい。

【映画】大奥十八景

2006-06-27 | 邦画 あ行

【「大奥十八景」鈴木則文 1986】を見ました。 



おはなし
前半は、将軍(あおい輝彦)を中心にした、エロス大作。後半は死んだ将軍の胤を宿した女を捜す町医者(勝野洋)を中心としたエロス大作。

ということで、結局のところは全編を通してエロス大作としか言いようのない映画です。だけど、渡辺淳一原作の文芸映画と比べたとき、どちらがいやらしいかと言ったら、言うまでも無く渡辺淳一な文芸映画(失楽園とか)でしょう。この映画はいやらしいのではなく、スケベなのです。

まず、冒頭の鷹狩りのシーンから、この映画の「意外な」大作感に驚きます。金かかってるなあ、という感じ。大奥のセットも素晴らしく、さすが東映京都の底力といったところで。
ところが、そこに展開するのは、良い意味でオマヌケな話でもうワクワクしてきます。上半身ハダカの腰本たちの綱引き大会、将軍以外の子種を宿した中臈へのエロっちい拷問。さらに話が後半になると、バカ度数が急上昇します。今は亡き将軍の子供を宿した女を探索する役目を負った勝野洋。手がかりは、その女性は絶頂を迎える時に麝香の匂いを放つ、ということのみ。そこで、前将軍の中臈たちを、部屋で、葬儀中の廊下で、そして駕籠の中でと神出鬼没にイカせまくる勝野洋とその仲間(ベンガル)。特に勝野洋が、あの生真面目そうな表情で、中臈の下半身をいじりたおした後、指を手に当てて「うーん、違う」。まさに異次元ワールドここにあり、でした。

見た後の後味は悪くなく、女性のたくましさを実感させる、爽やかな終わり方。思わず、良い映画を見たような気になれます。(実際、クセはあるけど良い映画です)



 

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