いくらおにぎりブログ

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【映画】竹取物語

2007-02-09 | 邦画 た行

【「竹取物語」市川崑 1987】を観なおしました



おはなし
かぐや姫は宇宙人だった、というお話です。

公開時に見たときは、なんじゃこりゃと思いましたが、今見るとけっこう面白いですよ。

映画の冒頭はジャズのメロディと共に、暴走する牛車が。乗っているのは僧上の道尊(伊東四朗)で「急ぐんだ。まごまごしてるやつは撥ねてもよい。ゴミだ」とか言っています。これはてっきり、伊東四朗は悪役で人々を苦しめたり、帝にあることないこと吹き込むラスプーチンみたいな人物なのかな、と思うと、特にそんなこともなく「どちらかというと」良い人でした。いきなり肩すかしです。

タイトルの後、「竹取さんや」と竹取の家を訪ねてきた商人がいました。これが常田富士男です。そう日本昔話で市原悦子と共に、声を当てていた人ですね。もう、この段階ですっかり和みモードに。いっそ、常田富士男の語りだけで、終わっても良いとさえ思うほどの、安心感に包まれます。
しかし、返事のない竹取家。常田富士男がそっと家を覗くと、真っ暗な中に黙って突っ立っている嫗が。常田富士男はちょっとビビります。嫗は「お帰りください」とうつろな表情です。そう、この竹取のおばあさん役が若尾文子でした。昔観たときは、古い邦画マニアではなかったので、まったくありがたみも無かったのですが、何といっても若尾文子ですよ。実に16年ぶりの映画出演で、この後は「春の雪」まで、また18年くらい映画に出ないんですから、ホント貴重な映画です。

追い出された形になった常田富士男が歩いていると、そこに竹取の翁がいました。常田富士男のあの口調で「やあ、ここにいたのか」と声をかけて、若尾文子に追い出されちゃったよ、と愚痴る常田富士男。実は5歳の娘"かや"が死んじゃってね、と翁はさほど動じた様子もありません。さすがに、三船敏郎です。というか、竹取のおじいさんに三船敏郎をキャスティングした市川監督は偉すぎます。

三船敏郎が家に帰ると「あきらめきれません」と、若尾文子がひたすら泣いています。「あきらめろ、いくら嘆いてもあの子は帰らん」と三船は慰めますが、どうも口だけの雰囲気が漂います。
そこに、いきなり轟音と共に隕石が落下してきました。
娘の墓がある、竹やぶの方が真っ赤に燃えています。かやの墓が、と半狂乱になる若尾文子。
「墓も大事だが、竹林が燃えたら大変だ。飯の食い上げになる」と三船敏郎は、あくまで薄情なじいさんを熱演です。しかし、慌てて駆けつけたところ竹林は無事。ほっと一安心の三船ですが、娘の墓の横になにやら奇妙な竹の子状の石が。と、そこから娘の墓にビームが走り、あらビックリ、石の中には赤ちゃんが眠っていたのでした。そして、赤ちゃんは、その場でメキメキと大きくなり、幼女にまで成長しました。その上、目が真っ青なことを除けば、姿かたちが死んだ娘にそっくり。まあ、成り行き上仕方ないかと、三船はその娘を家に連れて帰ります。

大喜びしたのが若尾文子。「私の娘が帰ってきたあ」「おい、ちょっと待て」という三船敏郎のツッコミも全然聞こえてません。近所の人も「病気で目が青くなった」だけで、娘が"かや"であることを疑いもしないようです。しかし、子供の世界は厳しいので、"かや"は石を投げつけられたりします。でも大丈夫。"かや"は不思議なヒーリングパワーを持っている上に、石を投げ返して近所の悪童どもをやっつけてしまいましたから。しかし、子供たちの親は、当然怒鳴り込んでくるので、三船はすっかりムクレて、ぶつくさ文句を言いっぱなしです。でも、若尾文子は完全無視ですが。

近所の人は、まったく関係ないことまで、全部"かや"のせいにして文句を言いにやってきます。そのたびに土下座をして誤る三船敏郎。しかし、近所の人が帰った瞬間に、
「ふんっ、毎日謝りどおしでたまったもんじゃねえ」と悪態をつきます。どうやら、三船敏郎は内弁慶みたいですね。

"かや"が入っていた竹の子石が、混じりけなしの金でできていたことを知った三船敏郎は、金をちょこちょこ売っては、仕事もせずにブラブラと昼から酒を飲む生活に。しかし、突然に純度の高い金が流通を始めたのですから帝(石坂浩二)はご立腹です。大納言(中井貴一)や、密偵(中村嘉津雄)に命じて金の調査・回収をさせることにしました。

そんなある日、三船敏郎と若尾文子が外出から帰ってくると、そこには美しい娘(沢口靖子)が。
「いや、これはどうも失礼しました」と家を出る三船敏郎。でも、外に出ると確かに自分の家です。あれえ、とか言って首をかしげている三船。酔っ払いが、団地の隣の部屋に間違えて帰ったんじゃないんだから。もう捨て身の演技がいいですね、三船。
ともあれ、美しい娘は「私、かやです」と名乗りました。一も二も無く信じ込む若尾文子。ほら、ここに面影が、とか大喜びです。「お前はなぜ、そう素直に信じられるんだ」とツッコム三船敏郎。黙殺して「私は、これは天の思し召しだと思いますよ」と手を合わせ始めてしまう若尾文子。ほとんど、この夫婦はボケツッコミで生きているようです。その有様をじっと見つめている密偵の中村嘉津雄。早速、帝の石坂浩二にご注進です。

まあ、そんなこんなで、竹取家は田舎から都心の一等地に豪邸を構えることにしました。なにしろ金はありますから。三船敏郎としては不審を避けるためプラスここにいれば金持ちのボンボンが沢口靖子を見初めて、自分も官位が貰えるかもという計画です。「ずいぶん身勝手な考えですねえ」とたしなめる若尾文子ですが、世の中は意外と甘かったようで、沢口靖子と結婚したいというボンボンが現れました。

求婚してきたのは車持の皇子(春風亭小朝)、安倍の右大臣(竹田高利)というかなり偉めな二人ですが、第1回東宝シンデレラの沢口靖子がまさかお笑いとくっつくわけにはいきません。沢口靖子は、思い悩んで牛車でドライブ中、偶然大伴の大納言(中井貴一)と知り合い、すっかりフォーリンラブしました。でも、大納言は正三位。正二位の右大臣や天皇家の皇子に比べるとちょっと見劣りする感じです。沢口靖子がまたまた、思い悩んで野原に立っていると、そこに野良馬が走ってきました。危ない、このままでは野良馬に轢かれてしまいます。そのとき、盲目の少女が、はっしと持っていた杖を投げてピンチを救ってくれました。明野という盲目の少女(小高恵美)は第2回東宝シンデレラの癖に、沢口靖子より大人びているので、いろいろと恋の相談に乗ってくれます。そして、ある秘策を沢口靖子に伝授するのでした。

竹取家に皇子、右大臣、大納言の3人がそろいました。沢口靖子は、私の望むものを持ってきてくれた人と結婚します、と言い渡します。気持ちよりモノかよ、と思わないでもありませんが、まあ昔話ですしね。沢口靖子が欲しいのは「蓬莱の玉の枝」「唐土の火鼠の裘」「天竺の龍の首の珠」といういずれ劣らぬ高級品ばかり。とりあえず春風亭小朝が「蓬莱の玉の枝」を、竹田高利が「唐土の火鼠の裘」を、そして愛しい中井貴一が「天竺の龍の首の珠」を探しに行くことで話はまとまったようです。

一番最初に戻ってきたのは春風亭小朝。石坂浩二臨席のもと、これが「蓬莱の玉の枝」でございます、と自慢げに玉の枝を差し出します。しかし、これは細工師に作らせたまがい物。細工師に料金を払わなかったために訴えられて、バレてしまうというセコさで大恥をかきました。次に戻ったのが竹田高利。自慢げに火鼠の裘を差し出しました。しかし、どんな業火にも燃えないはずの火鼠の裘が、あっさり燃えてしまいました。どうも中国でパチものを掴まされてしまったようです。

一方、中井貴一は真面目にインド方面を航行中です。船べりに仁王立ちになった中井貴一は、普段からは考えられないほど、男らしい口調で、
「愚かなことは百も承知。龍はいない。龍とは唐、天竺の民の恐れが生んだまぼろしよ。だが、その龍が私を呼んでいる。なぜなら龍は私の心の中にいるからだ。私はまぼろしの龍を探すことに悔いは無い。かぐや姫のためならば。かぐや姫のためならばぁ」と叫んでいます。なんか取り付いてるんでしょうか。それに、そもそも誰に向かって喋ってるんだよ。
そんな中井貴一の船は大暴風雨に巻き込まれました。木の葉のように船は翻弄されます。そして、嵐が治まるとそこには巨大ネッシーが。タイヘンです。出ちゃいました。部下が弓を放ち、中井貴一はモリをブンブン投げつけます。しかし、デカサが違いすぎます。あっさり船はネッシーに破壊されてしまうのでした。

さて、沢口靖子です。ある日、生まれたときから肌身離さずに持っていた水晶玉が光りました。そして、ピーピピとモールス信号が流れ始めました。それを聞いて真っ青になる沢口靖子。宇宙通信がモールス信号というのが、グッと渋いですが、なにしろ市川崑監督は大正4年生まれですから、許してあげましょうね。それ以来、ふさぎ込む沢口。月を見てはため息です。そんな沢口の様子を敏感に察知した若尾文子は「かやの素性が分かったのね」と静かに言います。どこから、と問われて、寂しそうに月を指差す沢口。「ええーっ、あの月から」と大騒ぎする三船敏郎。母子の渋い演技はすっかりぶち壊し、ノリノリですね三船は。

ともあれ、沢口靖子は宇宙人で、宇宙船の墜落の際に一人だけ「竹の子脱出ポッド」で助かったのでした。「でも良かった、みんな分かって」と言う若尾文子。この人は、本当に何事にも動じませんね。生まれが分かったのに悲しいのはなぜ?と沈む沢口に、「それはね、私たちが本当に親子になっているからですよ」と一言です。さすが「母は強し」ですねえ。

しばらくして、中井貴一が死んだらしいという情報が沢口靖子に伝わりました。気絶する沢口。さらに間の悪いことに、モールス信号で沢口救出作戦の日取りが決まったという知らせが来たようです。
「お母様、お別れせねばなりません。次の満月の夜に私を迎える船が参ります」と言う沢口。「大納言様が亡くなられたという知らせがあった日に、こんなことを。あんまりです」とさめざめと泣いています。「どんなことをしてでも、私はお前を返さないよ」と断言する若尾文子。二人はしっかりと抱き合うのでした。

そのころ、偉い人たちの破廉恥な行動にすっかり嫌気が差した三船敏郎は「わしはまた竹細工に精を出そう」と言っています。いや、そんな場合じゃないんだって。

行動派の若尾文子は、沢口靖子の水晶玉を湖に投げ捨てました。しかし、さあこれで大丈夫と思ったら沢口靖子が倒れてしまいました。どうやら水晶玉は、無線機以外に、かぐや姫の正気を保つ光線を発していたそうです。ちょうど、そのころ死んだと思われていた中井貴一がひょっこり帰ってきました。春風亭小朝と竹田高利の送った刺客をあっさり返り討ちにした中井は、密偵の中村嘉津雄にかぐや姫の正体をすべて教えてもらいました。さっそく、やってきた中井は、湖に潜って水晶玉を探し出し、正気にもどった沢口靖子と再会します。

しかし再会したものの、別れの日はすぐそこです。悲しい二人ですね。

そこに立ち上がったのが帝の石坂浩二。根っからの合理主義者の石坂は、かぐや姫が月からきた存在などとまったく信じていません。しかし、存在が確認されていないものを「無い」と言い切るのはたんなる教条主義者ですから、信じてはいないが、万が一月から迎えが来たとしても、それはわが力で阻むというスタンスです。

いよいよ満月の日。竹取家はびっしりと帝の軍勢で取り囲まれました。これで、何がきても大丈夫です。ぽっかり浮かぶ大きな満月。それが、瞬間、真っ白に輝きました。光る物体がゆっくりと降下してきます。「未知との遭遇」並みの巨大なマザーシップです。藤原の大國(加藤武)の指示で弓隊が一斉に矢を放ちました。「うーん、届かぬわ」当たり前です。

マザーシップからは一条のビームが放たれました。タイヘンです、殺人光線です。沢口靖子は静かに、
「お父様、お母様。長い間、お世話になりました」と言います。若尾文子は泣いています。三船敏郎も手鼻をすすっています。中井貴一とじっと見つめあう沢口靖子。そして、
「人間の真心、忘れません。さようなら」と言って、ビームに乗って静々と空に昇っていくのでした。沢口靖子を出迎えるかのように現れる宇宙人。まるでクリオネのような姿です。そうか、沢口靖子の正体はクリオネだったんですね。

動き出すマザーシップから、小高恵美にビームが放たれます。するとビックリ、小高恵美は目が見えるようになりました。宇宙人のサービス精神には頭が下がります。

石坂浩二はつぶやきます。
「人間は、まだまだ知らない途方も無いものがあるのを、知らねばならないのだ」ややこしい言い方ですが、つまり「無知の知」ということですね。素晴らしい、ソクラテスを知っている帝なんて、なかなかいるもんじゃありません。

中井貴一はもうちょっと素直に、「かぐや姫、きっとまた会える」と言います。

若尾文子はもっと素直に、涙にぬれる目で、いつまでもいつまでも空を見つめているのでした。

いやあ、本当に面白い映画でした。なんで昔見たときに感心しなかったんだろう、と不思議になるくらいストレートに面白いです。思うに、昔から愛されてきた昔話をあんまりヒネらずに、そのまんま映像化したのが良かったんでしょうね。

沢口靖子はただでさえ大きな目をさらに見開いての演技で、まあいつものヤスコちゃんなんですが、こういった映画だと、それもアリだよなあ、と思います。

中井貴一はサイコーでした。一歩間違えれば漫画になってしまうような、カッコいい役どころを生真面目に演じているのが、好感度アップです。

三船敏郎。これは問題です。いつも男らしい男、むしろ漢と言ったほうが良いかも知れないくらい男くさい男を演じてきたミフネが、ここではとことん調子よくて情けない役どころですから。演技もオーバー。最初は唖然としますが、観ているうちにどこまでやってくれるんだろう、とワクワクしてきます。この役を、中途半端にやらず徹底的に「マジメオカシク」演じてくれた三船敏郎は本当に立派だと思います。

そして若尾文子。かつての大女優も竹取のおばあさんを演じることになってしまった訳ですが、いい意味でアクが抜けて、良い感じです。なさぬ仲の子供に対して注ぐ、細やかな情愛をうまく演じていて、冗談抜きで、ちょっとウルっときてしまいました。

ともあれ、日本を代表する大スターが夫婦役でボケツッコミをしているだけでも、必見のこの映画。普通に観ても、絶対に後悔しない面白い作品です。




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16 コメント

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観ました (あず)
2007-02-14 09:04:08
そうですよね、云われてみれば
ボケとツッコミ夫婦でした。
何を三船に言われてもほとんど動じない若尾さんは素晴らしいです^^

中井貴一は好きな役者です。
最近「壬生義士伝」を観てましたが益々好きになりました。
あずさん (いくらおにぎり)
2007-02-16 16:19:34
あずさん、こんにちは

やっぱり若尾文子の方が一枚も二枚も上手だったというオチが、本当に楽しいです。

中井貴一は、この映画でもふとした表情が、お父さんの佐田啓二そっくりで、ビックリしました。それにしても、年をとるほど、中井貴一はどんどん良くなっていきますね。

ところで、あずさんは浅田次郎がマイブームですね。違いますか?
う~ん浅田次郎 (あず)
2007-02-16 20:34:30
私の読書の好みとは違うような気もしますが
人に薦められて読んでみたら面白い。
文章力がある(こんな言い方あるのかどうか)
安心して読めて、漂うほのかな哀愁・・といえば
古きよき時代の日本映画そのものじゃありませんか。
メジャーになると読みたくないという私のわがままも
ええかげんやな~と反省までしましたよ。

でも何度もしつこいですが
やっぱり私の読書の好みとは違ってますけどね。
もし差し支えなければ (いくらおにぎり)
2007-02-17 15:50:36
あずさん、こんにちは

浅田次郎は好みでは無いとのこと。理由のひとつがメジャーが嫌いというのが、なんだか僕のイメージしている"あず"さんらしくてちょっとクスリとしてしまいました。

もし差し支えなければ、あずさんの読書の好みを教えていただければうれしいです。
ぼくは、その時気に入った作家をしらみつぶしに読んでいくタイプで、特に「好み」とは無縁に本を読んでいるような気がします。強いて言えば「焼き畑農業」タイプかなあ。その作家の目ぼしいところを読み尽くすと、あとは振り返らない、みたいな。
結構難しい (あず)
2007-02-17 21:56:27
誤解されそう(笑)
若い頃からの読書からいきますね
夏目漱石、太宰治、坂口安吾、吉行淳之介、河野多恵子、吉田知子、島尾敏雄、連城三紀彦、森茉莉、結城昌治、最近の作家は ウ~ンまた後でね。
頭整理しておきます。

五木寛之のエッセイは今読んでます。
小説は「さらば、モスクワ愚連隊」以後気に入ってない。

私も焼畑系ですよ、たぶん。
なんでも読むっていうか、探してる。

あっ、藤沢周平は時代ものが好きになった
大切な作家です。

ノンフィクションの柳田邦夫も好きです。
ではまたの機会に。
見事に読んでない (いくらおにぎり)
2007-02-18 10:25:00
あずさん、こんにちは

作家の名前を見渡しても、読んだことの無い作家ばかり。あずさんの一覧の中で読んでいるのは漱石と大宰くらいです。特に漱石は、「坊ちゃん」「猫」はまあ別として、中学生の時、初めて読んだのが「明暗」。未完だということを知らずに読んでしまったので、さあこれからどうなるんだ、と思ったら「未完」となっていて唖然としました。それでチクショーと思って、文学論やエッセイを除く小説は全部読んだので、結果的には幸福な出会いだったのかも。

全集を買ってしつこく読んでいる、いちばんのお気に入りは久生十蘭です。豊富な語彙に、精緻に組み立てられた文章。フランスの話から捕物帳まで、なんでも来いの博覧強記ぶり。最高です。
久生十蘭 (あず)
2007-02-18 15:31:53
兄に薦められて読みました。
ふ~ん・なるほど。なんとなくいくらおにぎりさんがすこーし身近に感じられました。

そうそう、内田百も面白いですよ。
あの頃、久生十蘭と同時に読んでいたのでふと思い出しましたが。
クスクス (いくらおにぎり)
2007-02-18 16:29:08
あずさん、こんにちは

何も「すこーし」と強調しなくても。ここは社交辞令で「ぐっと」とか書いていただけると。クスクス。
でも、これでますます「あずさん」のイメージが固まってきました。多分、姐御肌とか、表裏の無い性格とか呼ばれてませんか?
なんとなくあずさんがぐぐっと身近に感じられました。

ところで、内田百けんは、読んでみたいのに、「読むのを忘れていた」作家の一人です。あと、山田風太郎も「人間臨終図巻」くらいしか読んでないので、いつかキチンと読まなきゃと思っています。でも、基本的に通勤時間と職場の昼休みしか本を読めないので、遅々として進まないのが、悩みの種です。
はじめまして (阿佐谷みなみ)
2007-02-21 09:53:38
この映画、后の役で出てくる岸田今日子さんも良いですね。

日本昔ばなしは「市原」悦子さんかな。
あれれ、ホントだ (いくらおにぎり)
2007-02-21 19:22:03
阿佐谷みなみさん、こんにちは

確かに「市川悦子」なんて人はいませんよね。早速、市原に直させていただきました。ご指摘、本当にありがとうございます。
ついでに「日本昔話」ではなくまんが「日本昔ばなし」と話は平仮名だったんですね。重ね重ねありがとうございます。

ところで岸田今日子さん、なんか良かったですね。理屈っぽい=子供っぽい石坂浩二を、手のひらでコロコロ転がしている感じが、さすがに大ベテランだと思わせました。

岸田今日子さんの映画デビューは若尾文子さんの「新妻の寝ごと」でしたね。小さいですが、そこに若い頃の岸田さんの写真もあるので、良かったらご覧ください。

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