ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

未来の世界は日本的

2011年04月15日 | 日記

 季節がゆっくりと変化してゆくように世の中もゆっくりと時代を刻んでゆく。しかし昨日まではそうだった常識が今朝太陽が昇ったら昨日とは異なる世界が始まっていた事もある。先の大戦がそうであったように現在進行形の311もまさにそうである、水と安全はただであると謳っていた日本は過去のものになってしまったのだろうか?

 

 

 911のメモリアル碑

 

 日本の存在しない世界を考えた事があるだろうか?かってマレーシアの首相だったマハティールが20年前にルックイーストの政策の中で゛もしも日本が存在しなかったら″と題して世界中の署名人の前で語った。もし日本が存在しなかったら、世界はヨーロッパ系の人々のみが統治する世界であったという事だ。

 日本を構成する島々の形態が世界地図の縮図であるように日本は世界の雛形、形であると思う。不思議だと思うのは近年において日本の国の存在それ自体が世界に影響を与え続けているという現実である。日本、日本人はこれからも世界の開拓的先導民族としての役目があるのだろう。100年後の世界は予想も付かないが意外と世界はいろんな意味で日本的になるんじゃないか?って思えてしょうがない。

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スリー アングル

2011年04月14日 | ロクマル日記

 ランクルは使ってみて楽な車だ。ランクル=楽‘る、であろうか、それは路面をあまり気にしないで動きまわれるからだと思う。よく知人にランクルはどうですか?と聞かれると 『楽だよ』 と答える、おそらく聞いた本人は予期せぬ答えに???なのだろうが...、実際に使用しながら車の事をあまり気にしないで使える実用車である。楽だと答えるその一つが走りにある、スピードを上げてのコーナーリングの事ではない。路面を気にしないで走れる、操作する車を気にしないで走れる、その結果ストレスがない。

 

アプローチ アングル(Approach Angle)

 

デパーチャー アングル(Departure Angle)

 

ランプ ブレーク オーバー アングル(Ramp Break Over Angle)

 

 ランドクルーザーの寿命は長い、それは車体の丈夫な設計構造は勿論、運転する者のストレスが少ない事も長期間使用される理由であろう、ランクルは乗り手を選ぶのか?… そんな訳ないよな~、 ただ乗り手がめんどくさがりやだからそれに合った車が巡ってきたのだろうと結論付けている。

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ダウンヒルを楽しむ

2011年04月13日 | ランクル ドライブ

 マニュアル搭載車において車を操作する事はこの上なく楽しい事である。ダウンヒルではエンジンブレーキを使い跳ね上がる針をタコメーターに確認しながら、下り坂を転がり落ちようとするランクルをコントロールする。

 

 ダウンヒルが始まるとクラッチを切ってギアをトップから3rdに入れる、2Fエンジンがうなりタコメータが高い回転を示す。

 

 3rdギアでもスピードが乗ってくると再びクラッチを切ってギアを2ndへ、下り坂のピーク、スピードは渋く制御される。暴れ馬を押さえ込む感じか。

 

 

 ブレーキとアクセルからは足を離し、クラッチを切る、入れるでダウンヒルを走りきる。

 

  坂道を下りきったらすばやくギアを3rdかトップに入れてスピードを取り戻す。

 

こうやってブレーキを全く使わないで坂道を下りきる時に "運転って楽しいなあ~" と実感する。一日に何千台という車が僕の町の同じ坂道を下ってゆくがこの瞬間に感動しているのは僕だけだろうな...。

 

 

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ピーター アーネット

2011年04月12日 | 日記

 2003年の春、ちょうど今頃だったであろうか、アメリカを主導とした連合軍がコンボイを形成して中東のイラクに国境を越えて先制攻撃を仕掛けた。大儀は大量破壊兵器の撲滅であった。当時、毎朝NBCニュースを見ていた。その中でアメリカ軍と一緒に前線に赴き状況を報道する名物記者ピーターアーネットが現場から生中継で毎朝状況を伝えてきていた。黒煙が上がり銃声が響く現場で状況を報道するのだった。ところが、ある日彼は現場での生中継の中で自分の本音を語ってしまったのだ。気骨のジヤーナリスト魂が真実を語れと、彼の背中を押したのだと思うが、彼は "この戦争は間違っている″ と、はっきり国民に問いかけたのだった。僕は彼のメッセージに震えて手にしていたコーヒーを落としそうになった。そして、その次の日から彼はスクリーンから消えたのだった。やがて戦争は終った。そしてイラクには大量破壊兵器は見つからなかった。

 

 孫子の兵法の九変篇に "知者の慮りは、必ず利害を雑う" という言葉がある。これは情報を熟慮することなく受け入れる事を戒めた教示だ。東日本大震災からひと月、福島の原発は危険度がレベル7になった。本当は最初から危険だったのではないかとさえ言われている。国の未来のために今の日本にはピーターアーネットの勇気が必要な時だ。

 

 

 

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アメリカ東西旧車文化

2011年04月11日 | VINTAGE CARS

 ニューヨーク(東海岸)とカリフォルニア(西海岸)には大きな車文化の違いがある事が分かってきた。ニューヨーク周辺にはクラッシックカーを愛する人は多くいるがそこには壁がある様だ。ある特定の車種や高級クラッシックカーを維持する人たちは会員制クラブに属しており旧車全体のカテゴリーから見ると保守的な様相を形成している。良い意味もある、それはクラッシックカーの品位とオリジナリティーそして価格を保つ、常識外れの改造はご法度だ。いわゆる保存会というお金持ちの道楽同好会という感じなのかも知れない。その壁が壊れていないのがニューヨーク(東海岸)なのだとフォードの関係者から教わった。

 

 さて、一台また一台と車がやってくる。逞しいエンジンサウンドと共にコブラがやってきた。

1968 Chelby Cobra レプリカかと思ったがそうではない、本物。スキーやヨットなどのスポーツ感覚でスポーツカーに乗る。ステレオなどはない、エンジン、マフラー、風きり音がうるさいがそれが楽しいと語る。エンジンはオハイオ州でオーバーホール、そして自慢はダッシュボードのサイン。

 

 Maserati Mreak ,1980後期モデル  唯一のヨーロッパ車。このオーナーとは一番話が合った、スーパーカーブームの時代の知識がこんな時に役に立ったのだ。

 

オール アメリカンです。

 

 この白S2000のオーナーが一番のカーキチだった。まだ生まれていない自分の子供にこの車を引き継がせたいと...、でも君まだ結婚していないんだろ? しかし彼はS600、S800の存在を知らない、見た事もない。えっ、なにそれ?っていう感じ。

 

夫婦で乗りつけた1962 フォード ファーマーズ(百姓) トラック、うちの夫はこのトラックを ローングローング タイム(長い時間をかけて)探していたんだ... から始まって、イーベイのオークションで古い車を外見の美しさで選んだらトンでもない事になるという教訓を頂く。確かに近くで見ると塗装の下処理が悪いが、口で言う程気にしていないようにも見えた。

 

 実にの~んびりしたイベントだった、以外だったのは皆自分の車には詳しい、例えばアメ車のダッジならその系列、譲ってもアメ車まで。考えて見れば皆自分の車を自慢しに来ているのだった。

 帰り道を運転しながら、アメリカの東西の車文化を再考してみた、脳裏に感じたのは日本車の存在だ、日本の車がアメリカで良く売れるようになった1970年代からこの国では車に対する認識が大きく変わってきた、西側では運転する距離が長く燃費と信頼性が求められた、その期待に堪えたのが日本車だった。その日本車が浸透すると共に価値観が変わりクラッシックカー同好者の壁も低く薄くなってしまった。ところがこちら東部では日本車は白物、日常車であり、クラッシックカーとしての日本車は受け入れられていない、正確には受け入れたくない保守的な感情が存在する様にも感じる。クラッシックカーはヨーロッパ、アメリカの車文化であり日本車は主流にならないというプライドがあるのだろうか? 日本車の普及の結果西側では壁が崩れ、東側では壁が更に強固になったように感じた。

 しかし考え方を変えると大きなビジネス商機があると見る。西海岸は日本の旧車はその地位を確立しているが東海岸はまだない、これからだ。年配の自動車愛好家ではなく若い車好きな人達は70年代のビッグマッスルカーよりも70年代のジャパニーズスポーツカーの方がカッコイイと思うに違いない、彼らはその存在についてはまだ知らされていない。

 さあー若者達よアイパットをはずして車に乗ろう!

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Cars & Coffee Hadson Valley

2011年04月10日 | VINTAGE CARS

 昨年の11月にカリフォル二ア州アーバインのCars & Coffee に足を運んで大変楽しい思い出が出来た(昨年の12月3日のブログ)。今回今年初めてのCars & Coffee がここニューヨークの郊外でも開催されるという事を調べて胸をワクワクさせながら行って見る事にした。

 土曜日の朝7時より開催という事だ、カリフォルニアでは朝7時に訪れた時には駐車場はすでにかなり埋まっており、ひょっとしたらここニューヨークでも駐車場所に困るといやなので当日は朝6時には家を出るゆるい計画をする。

 当日の朝、5時に起床、このブログを書き終え支度を整えて家を6時に出発。

レッツゴー!

 目的地まで1時間と15分か、昇る朝日を右手に見ながら北に向かってアクセルを踏む。

 げっ、途中で濃い霧、スピードを落としてのろのろ運転。

朝日に背を向けてランクルの影を追う、時計は朝の7時、ハンドルを西に切る。あと20分か...、駐車場はもう埋まっているかな...。急げ、急げ!

 

おっ、そろそろだ。

着いた、ここだな...。

 

 着きました、会場のフォード自動車販売所の駐車場です、スタッフの方々がコーヒーの準備をされておられます。

 ところで車はどこだ、どこ? 会場は本当にここなのでしょうか?

.........?

...... !ええーっ、まじー!

...... (どうした?)

 

2台... ... ... だけ?(悲)

そうです、2台だけです。今、7時半ですが。

...... 

 

 スタッフが、いいからいいからとにかく展示車のパーキングの方に止めてくれという事で、錆びて洗車もしていないロクマルがショーカーに。 まっ いいか、人もいないし。それにしても閑古鳥というかシラケ鳥というか? 寂しい光景ですなー。

 

とり合えずコーヒーを頂くとしょう。

ドーナツも。

 

 地元のお爺さんが乗ってきたLincoln Continental、アメリカンラグジュアリー。えっ、なになに、まだ3万マイル(5万キロ)程しか走っていない。極上車です。

 

 1952年 Pontiac Chieftain, セダン 

インデアンチーフのモチーフ。

 日本車は歴史においてはアメ車には勝てない、アメリカ人のプライドであり誇りかも知れない。テキサスで見つけたそうだ。メッキ部分の再生に苦労したオリジナルに近い車。

 フォードのセールスマン達と雑談しながら過ごす、最近はガソリンの急騰で小さな車、エコな車がよく売れるそうだ。フォード今はトヨタを抜いてアメリカNo1の地位を占めている。美味しいコーヒーで目を覚まし、現実を直視しながらゆっくりとした時間を過ごす。

 わたし まー つー わー です。(続)

 

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整備設計

2011年04月09日 | LEXUS

 前々から気になっていたブレーキパットの交換のためにLX450を整備工場へ持ち込んだ。車は大切な命を運んでくれる家族の一員だから特に足回りブレーキには気を配りたいと思いつつ、もうちょいもうちょいと時間を稼いでしまった。本当にパットをぎりぎりまで使い込んでいたのだった。次回からは安全をもっと意識して早めに交換していこうと、反省。

 このようにはずした古いパットを置いて新しいパットと比べて見ると、古いパットにはセラミックが全くなくなってしまっている事が明確に分かる。あと数日遅ければブレーキデスクを傷付けていたかも知れない。見事に使い切ったとはこの事か?(悪い意味での満足感)

 

 隣でトヨタシィェラ、ミニバンのタイミングベルトを交換していた整備員が僕に言い出した。『トヨタはいい車だよなー 』... そんなことは分かっているわい、と思いながら 『そうだなー 』と答えると、こんな事を言ってくれた。トヨタは車が壊れたり消耗品を交換する時に作業がしやすいという、タイミングベルトの交換のような時間と手間がかかる仕事であってもこうやって工具を握った手が隙間に入るだろ、ちゃんと整備性を考えて設計してくれているんだ。それに比べて○x○x○xの車は手が入んねえから、この前のとこ全部はずしてよう...ったく、時間かかるし、整備性をあまり考えてないみたい...。トヨタはちゃんと考えて設計してるよ。

へぇー、そうなんだー。“整備性の設計" 勉強になりました。 ありがとう。

 

 

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北極圏使用車

2011年04月08日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 毎週必ず書店に足を運ぶ、目的がなかろうと金がなかろうと、時には時間がなかろうともそれでも書店には行く。そして行く度に何かの発見がある、たとえそれは小さな事だろうとも。と言えば、書店に行く理由が出来てしまうが...、まあ、いつもぶらぶらしているだけのおっさんという事ですなー。

 

TRUCK TREND という雑誌を見つけた、以下この雑誌からの発見。

 

"オーストラリアン インターナショナル モーターショー” があったなんて全く知らなかった。しかもこの写真にある赤いトヨタハイラックスは英国のBBCが製作したトップギアの番組で実際にカナダの北極圏の真っ白な氷の上をを犬ぞりと一緒に走った実車ではないか、なんでオーストラリアに?と思ったが、トヨタハイラックスの可能性を示すにはふさわしい展示だと思った。

〝TOP GEAR POLAR CHALLENGE ” のキーワードでカナダの北極圏を走破するハイラックスの英姿が見えます。

 

初めて知った、ドイツのフォルクスワーゲンがピックアップトラックをオーストラリアで販売していたとは。これはモノコック構造? いやフレーム入りだな。

 

FJクルーザーも日本と同時ににデビューのようです。オーストラリアには70系もありランクルの楽園に更に拍車がかかりそうです。FJクルーザー北極圏使用なんてのも有りではないでしょうか、BBCさんよろしくお願いいたします。

 

これは日産の北米市場への新しいチャレンジである商用実用車、ピックアップのフロントに広いカーゴスペースを装備、中は広く後ろのドアは観音開き。きらきらのインフィニィーよりも個人的にはこういうのが好きです。街ではまだ見かけないが、日産いい所に目を付けましたね。さて、トヨタも続くのか?

 

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春雨

2011年04月07日 | NEW YORK

 空が暗く雨の降る日が続くニューヨーク、毎年春明けになると雨が降る日が多いが今年は特に暗く感じる。やがてこの続く雨の後には木々がいっせいに緑の葉を出し光景を変えてしまい春の到来をハッキリと教えてくれるのだ。

 人工都市マンハッタンらしい駐車の光景。高いのは駐車場だけではありません、駐車場代$も馬鹿高いです、プラス(+)チップ$も必要です。詰まっているのは車だけではなく人々のため息か?

 街を走る車をデスプレイの中に見る。街を走るとうるさい車達、都会のノイズの先導者(車)。

 街の観光はオープンエアで、雨の日もポンチョはおって行きましょう。高層ビル煉は上の方は霞がかかって見えませんが...、それも良き思い出。

 故障ですね...、人生いつ何処で何があるか分からない。タクシーだけではなく街を走るバスも故障して立ち往生している光景をよく目にする。機械ですからしかたありませんね。ドライバーはかなり焦っていましたが...。

レンギョウ、モクレンの花が季節の変化を教えてくれる。葉がでる前に花が咲き乱れるのだな、たとえその日が雨だとしても...。

 

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日の丸

2011年04月06日 | 日記

 今朝もこのニューヨークに太陽が昇って来た、地球の裏の日本はこの瞬間は日沈、あたりが暗闇に覆われてきている頃だ。いつもこの朝日を目にする度に無意識にこの事を想う、それは僕が日本人であり常にルーツを日本に置いている証拠かな、体はアメリカで生活しているが心は常に日本人である。

 公園にある一本の木、これは人間の精神構造を表したものの様に見える。地球は根、幹、太い枝はユーラシア、北米、あるいはアジア、ヨーロッパなどのリージョン(地域)、中規模の枝は国、小さな枝は町、村、そしてその枝の先にある家族、個人。僕の心の精神世界は全ての人に繋がっている。

 ニューヨークの真ん中で見る日の丸、街を行く人々はこの日の丸を見上げて今何を連想するのだろうか?

 人類の歴史はBC(キリスト以前)AC(キリスト生後)で分けられ、聖書の歴史幅は5千年、メイソンの歴史幅は約6千年と云われるが、エジプトのピラミッドはその倍の一万2千年頃?と云われている前史文明の遺跡である。その頃は全世界が太陽崇拝の時代でもあったはず、ところがなぜかこの前史文明は姿を消してしまった。それは大洪水なのか?放射能なのか?解からない。僕はこの日本の日の丸を見ると遥か遠い昔に想いが行く、この日の丸の本当の意味は日本人が知る以上にもっと深いのかも知れない、そして日の丸の持つ人類への責任は重いと感じる今日である。

 

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FJ Cruiser

2011年04月05日 | FJ CRUISER

 黄色、青、黒、... 最近ここニューヨークの郊外では何処でも目にするようになったFJクルーザー。発売された当初は走っている姿を目撃する度にその都度感動した、特にその斬新な色使いと形が他の4X4と一線を引く確かなアイデンティティを輝かせており、すれ違う瞬間は目が釘付けとなりバックミラーにもその英姿を追いかけた。

 ヨンマルの現代版と言われるが、FJクルーザーを運転しているアメリカのドライバーの内、どれ程の数の人が ランドクルーザーFJ40 を知っているのだろうか?

 

 FJクルーザーを過剰評価する訳ではないが、見た目の形や色だけではなく、そのレジェンドを意識して購入する人もアメリカでは少ないのかも知れない、ありふれた形のSUVが街にあふれてしまってどれを選んでも同じような感覚、ジープだとスパルタン過ぎるし、そんな中にあってFJクルーザーはユニークに感じる、信頼の置けるトヨタ製だしね。

 

 発売当初は70ページ近くあったFJクルーザーのパンフ...いや、マガジン。この中でオフロードでの走破性能と、ランクルの歴史をも紹介していた。しかし現在はコスト削減か?それとも客層が変わったのか?15ページ程のパンフレットになってしまった。

 

 FJクルーザーの最初の紹介はカリフォル二アのスペクターオフロードから郵送で届いた、このトヨタの戦略はトヨタオフロードマニアの心を熱くしたものだ。

 

 以前のように街で見かけるFJクルーザーに見入る事はなくなった。しかしこの車は僕に何かを感じさせてくれる車である事は間違いない。最近はすれ違う度に車ではなく運転しているドライバーを見るようにしている、僕と共通点のあるドライバーはなんとなく分かる、なぜかって? 向こうもこっちを見てたりするので視線が合ってしまうのだった。

 

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ないよ! x 3回

2011年04月04日 | ロクマル日記

 週末の2日間にブルーのロクマルを見かけた人が僕に声をかけて来た。そのときの会話の一部を紹介。


 *郵便局でロクマルを止めたと同時に隣のピックアップトラックのおっさんが...。

おっさん:ハローッ、ランクルサーだな、いい車じゃないか、俺の親父が昔乗ってたんだよ。
おやじ:ありがとう、そうかい、ところで君何処から来たの?
おっさん:ニカラグアだ。
おやじ:おおーそうか、あなたの国ではまだこのランクルいっぱ走ってますなー。
おっさん:んだんだ、ところでこのランクル売る予定ない?
おやじ:ないよ


 *スーパーマーケットの中で買い物の途中にいきなりカップルが…。

カップル:エクスキューズ ミー。
おやじ:ん…?
カップル:あの青いランクルあなたのでしょ!
おやじ:そうだよ、いい車だぜ…あーだ…こーだ。
カップル:売る気ない?
おやじ:そうだなー… ないよ


 *駐車場の出口でクラッシックレンジローバーに乗った紳士の青年が、すれ違いにクラクションを鳴らしながら窓を開けて…。

青年:へーイ。
おやじ:なんじゃーい、いきなり?
青年:あなた○○○に住んでいるんだろ?
おやじ:そうだけどなんで知ってんだ?
青年:そのランクル止まってたの見た事があるんだよ、いいなあー。
おやじ:おおーそうか、ありがとう。あなたのレンジローバーも渋いじゃないか、な。
青年:センキュー

 後ろの後続車にブーブッとクラクションを鳴らされる。はよ行かんか、こらっ!と。

おやじ:じゃあまたどこかで!
青年:まって、まって、それ売る予定ある?
おやじ:ないよー、じゃーまたー

 2日間で3回声を掛けられた、そして会話の中にはこのランクルを手放す予定があるか?という共通の問いがある、どーもこちらの人達は本気で買いたいと言うよりも軽く聞く事が一つの話題性なのだろうし好奇心でもある。乗っている車の事で話しかけられるというのは嬉しいものだ、僕も積極的に知らない他人に車の事で話かけ、その車を褒めてあげたい。そこから世界は広がっていくのかも...。


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バカこそ幸せ者?

2011年04月03日 | ロクマル日記
ロクマルのアクセルを思い切り踏みこんで車のコンディションを確認する。心を躍らす走りだなー、今日はどこーにいこうかな?とロクマルに話しかけながらいつものニューヨークを見渡せる丘を目指した。 



 愛車というのはいくら眺めていても飽きない。僕は車に乗って景色を眺めにここへやってきたのか?それとも愛車を眺めるためにこの景色の中に愛車を置いたのか? 勿論愛車を眺めるためだ。タイヤのサイズを変えようか?とか、あそこをこうしたいとか妄想に包まれるこの時間は楽しいものだ。



 景色のいいところで景色を見ないで自分の車ばかりをじっと見つめているおやじって、やっぱり変なおじさんだよなー。あの人危ないのとちがうか? 近付くなよ...、目をあわせるな、って!



 ある有名な経営コンサルタントがその著書の中で言っていた、自分の車の事を良く言うサマは、子供たちの事を語るサマに似ている。つまり親バカなのである...。と、そうかも知れない、確かに夢中になると客観性を失うのだろう。またこうやって車に夢中になっている時が人生の華かもしれないが、夢中になる事が出来る事があるのは幸せな事だと理解したい。要するに人生を幸せに生きるにはバカになれという事だな。







 
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U ボルト

2011年04月02日 | ロクマル日記
 以前から気になって仕方がなかったリアのUボルトの末端をカットした。自分でやる予定であったが、金属をグラインダーで切るのは結構うるさい音を発するのでその音が気になり手を付けられなかったのだ。



 5分程の作業に2年間悩んでいたのだった...。



 しかも、金はいらんよ!と、... え~ まじ!


 たったこれだけの事だが気分が晴れた。走りが変わったような気がする。
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プロジェクト40

2011年04月01日 | 北米ランクルビジネス
 天候が良いので試運転を兼ねて、久しぶりに メトロ ランド クルーザー(Metro Land Cruisers) を訪れた、オーナーのホセ君が日本の災害を大変心配していろいろと聞いてくる...。
 
 仕事が忙しく従業員も増えてビジネスのキャッシュフローは良くなっているが、それは板金事業から来るもので、ランクルのお客は数が少ない故にそれだけではやってゆけないとの事。だが、彼の敷地の中には現在もいくつかのプロジェクトが進行中である。




 左は修理待のFJ60、右はプロジェクト途中のBJ40、BJを近くで見ると...。




 ちょっとまずいんちゃいまっか? このまんまでは。 彼曰く、この状態でここに運ばれて来たが、このBJをどうしたいのか?このオーナーの許可と了解がハッキリと得られないので今はどうする事も出来ない。 それもそうだなー。




 これはまずいねー、錆が広がっているじゃーないか? これは時間と置き場所がなくてこうなってしまった...。




 これが昨年の写真、新しい鉄板である。


 ランクルレストレーション、修理、の課題は多い、その一つがオーナーの経済的事情だ。車を持ち込んで見積りを貰うまでは誰でも出来る、しかし実際にお金を振り込まなければショップは仕事を進める事が出来ない。依頼した当初は金銭的な余裕があっても途中で金繰りに困ったらプロジェクトは止まってしまう。また新車が買える程の予算がかかるので途中で気持が変ってしまう事や、プロジェクトの途中で売りに出されオーナーが変ってしまう事もある。もしも仕事を終えた後にオーナーがお金を払ってくれなければショップは潰れてしまう。古いランドクルーザーを公道で走らす事はそういったいくつもの条件をクリアーした結果である、そういった意味で旧車は価値があると断言出来る。

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