以前にホンダがプロモーションでMM(マン マキシマム、メカ ミニマム)という表題で自社の車を形容していた時代があった。エンジンルームは小さく、人が乗るスペースは広くということだ。近年のフイットなどもその流れを継承してそれにデザイン(かっこよさ)が加わり良く売れていると聞くがその背後にはしっかりした当時からのコンセプトが存在している事を知る。
ナイス トラック!とランクルを見た人がよく声を掛けてくれる。ランクルに対してアメリカ人はなぜかナイスカーではなく、ナイストラックなのだ。
ロクマルの後ろのハッチを開ける時はトラックを感じる瞬間である。ダウンゲートを開けたり閉めたりする時の音はちょうど軽トラやピックアップと同じガシャンと言う鉄の音、まさしくトラックサウンドであり、ロクマルがトラックであると認識する瞬間でもある、ダウンゲートが下に落る時の重量感のある音がたまらなくいい。
広いカーゴスペースは遠慮なく何でも積めてしまう、重いものでも、ロクマルの魅力はこの広いカーゴスペースにあると言っても過言ではない。屋根付きピックアップトラック。
マン マキシマム、メカ マキシマム?カーゴ(荷物)マキシマム。
そして、ガソリン代 マキシマム、寿命 マキシマム、満足度 マキシマム...。
さらに、内装 ミニマム、手入れ ミニマム、...etc. 、という感じでしょうか。
ロクマルのコンセプトの一つは人も荷物も運べる事。人や物などの外部との接触が大きいが故に車の固体の大きさより でかい!と、感じる要素なのかも知れない。
広さに貢献しているのがカーゴスペースのガラス窓の開放感である。中からも外からも良く見える。しかしこれからの夏に向けての季節はこの広いカーゴスペースと大きな窓のおかげで、クーラーの効き具合は非常にミニマム…です。(悲)
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