英国で販売されている最新の(22号)アドベンチャー バイク ラ イダー 誌 の一番最後のページに、"忘れてはならない人物" として紹介されているのが、日本人のShinji Kazama(風間深志さん)である。そこには風間氏のバイク来歴も記述で紹介されているが、実にスサマジイ来歴である。
風間深志氏
以下は、wikiより引用。
- 1972年~1980年 モーターマガジン社に入社。「月刊オートバイ」誌の編集に従事する。
- 1980年 アフリカのキリマンジャロ(タンザニア-5,895m)のバイク登攀に挑む。
- バイク用品専門店、風魔プラス・ワンの第1号店を練馬にオープンする。
- 1982年 第4回パリ・ダカールラリーに日本人初参戦。インターナショナル500ccクラス6位、2輪総合18位。
- 1983 ヨーロッパのピレネー山脈のバイクトレッキングを行う。
- メキシコのBAJA1000マイルレースに日本人初参戦。
- 1984年 フランスのル・トゥケ・エンデューロレースに出場。
- ヒマラヤのエベレスト(ネパール-8,848m)にネパール側からバイク登攀に挑む。プモリ南稜でバイクによる高度5,880mという世界記録を樹立。
- 1985年 エベレストに中国側から再度挑戦。北壁直下で高度6005mを達成し、世界記録をさらに更新。
- 1987年 4月20日、史上初めてバイクによる北極点到達に成功。(史上13隊目)
- ファラオラリーに出場、250ccクラス優勝。
- 1989年 アンデス山脈の最高峰アコンカグア(アルゼンチン-6,965m)のバイク登攀に挑む。積雪に阻まれバイクでは高度5,880m、徒歩で6,750を達成する。
- 南極大陸のビンソン・マッシフ(5,140m)を徒歩により登頂。(三浦雄一郎に次ぐ日本人第2登)
- 1991年 史上初めてバイクによる南極点到達に成功。同時に世界初のバイクによる両極点到達者となる。
- 東洋工学専門学校(現:学校法人東京環境工科学園東京環境工科専門学校)の講師に就任。
- 2004年 ダカール・ラリー参戦中に転倒、リタイア。左足に重傷を負う。
- 2007年 3年ぶりに冒険ライダーとして復帰。250ccスクーターによるユーラシア横断に挑戦。
まさに、アドベンチャーモーターサイクリストです。2007年のユーラシア1万8千キロは走破し、2008年にはアフリカ大陸の2万キロを完走破されています。風間さんの様な人物を知る事は、我々日本人に冒険心のDNAが宿っている事を認識させられます。
...
これは、子供が学校から持ち帰ってきた、バジルです。
数週間、この小さなプラスチックの鉢で水をちょろちょろやりながら育っています。
が、
どーも、これ以上大きくなりません。
バジルは賢いようで、鉢の容積を知っている様子です。
そこで、
庭にある大きな植木鉢に植え替えました。
周りの他の雑草との共存共栄、競争の中で思いっきり根を伸ばせという事。
大きくなったらちぎって食ってやるかな、という意図と共に...。
同じ様な感覚が日本人のモーターリストにはある。
自国で生産された優秀なバイクや自動車を駆って世界の大陸を走る機会(大きな植木鉢)が欲しい。
風間氏の来歴はその可能性を示してくれている。
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