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レクサスブランド

2013年03月12日 | LEXUS

 レクサスはアメリカで信頼とサービスの評価が最も高いブランドである事は良く知られている。そしてこの高品質の信頼こそがレクサスが提供するサービスである。このサービスはレクサスのブランドが誕生するまでのトヨタの車作りの延長であり、そしてそれは日本, 日本人の持っている特性をグローバル時代の中で世界に表現する機会を得た一つの結果であると捉えている。

 

 ところでLEXUS(レクサス)とは一体どういう意味なのだろうか?

 

Wikiより引用:

レクサスという名称の由来について、トヨタ自動車から公式の説明はない。また、ブランドの立ち上げに係わったニューヨークの広告会社は、「レクサス」の名称には特定の意味はないとしている。 一方では、「" Luxury " (豪奢)と " Elegance "(気品) からの造語である」という説や、「" Luxury Exports to the U.S. " (アメリカへの高級輸出品)の略である」という説を唱えるものもいる。

日本経済新聞社「レクサストヨタの挑戦」(長谷川洋三著)には、ドイツ語のLuxusからの造語。ぜいたく、一流の意味。とある。

 

そしてレクサスの挑戦とは?

Wikiより引用:

レクサスは、1989年よりアメリカ合衆国内で展開が開始されたトヨタ自動車の高級車ブランドである。日本の自動車メーカーによる高級車ブランドとしては、1986年よりホンダの「アキュラ」が、1989年より日産の「インフィニティ」が同様に北米市場を中心に展開している。

従前北米では、重厚で威厳を放つ高級車こそがアメリカンドリームを勝ち得た「勝者のシンボル」であった。市場はキャデラックやリンカーンなどの限られた伝統的ブランドが寡占しており、たとえ燃費が悪く故障しやすくとも名門ブランドの名のもとに許容されていた。しかし、そうしたメーカー都合の販売姿勢に対し顧客の潜在的な不満は極めて高く、社会的成功を誇示するかのような威圧的なデザインの旧来の高級車を避ける傾向は富裕層の中にも確実に存在し、名門とされてきたブランドも若年層にとっては「古臭い」と見えていることを、市場調査を進めていたトヨタはつかんでいた。

そこでレクサスでは、伝統や威厳を前提とした旧来の高級車のあり方を否定し、極めて「機能的」かつ「高品質」なプレミアムを模索した。すなわち、メルセデス・ベンツやBMWなどの西ドイツ(現ドイツ)製高級車に匹敵する品質や安全性と、日本車ならではの信頼性や経済性とを両立させ、なおかつリーズナブルな価格設定、そして最高の接客とアフターフォローをもって、新たな高みを目指すこととなった。

当時はまだ「壊れないが、あくまで安物の大衆車」とのイメージが強かった日本車に、日本国外の高級車市場への参入余地はないというのが自動車業界の定説であったが、トヨタは新たなテストコースの建設を始めとした従来を大きく超える開発体制・品質基準を策定し、約5年間にも及ぶ長い開発期間を経た後、1989年に初代「LS」が発売された。

 

トヨタの目論見通り、レクサスが掲げるコンセプトは好評をもって迎えられ、LSは発売初年度だけで約11,600台を売り上げ、ES(日本名「カムリプロミネント」→「ウィンダム」)の約4,700台を合わせ、レクサス全体では約16,300台を売り上げ、大衆車メーカーによる高級車市場参入の成功例となった。特に、LSの欧州車を凌駕する静粛性と内外装の組上げ精度は、メルセデス・ベンツやBMWなどの伝統高級車メーカーにも大きな衝撃を与えたという。

以上、Wiki Lexus より

 

 これがレクサスのサクセスストーリーの大筋である。

 レクサスがアメリカ市場に現れてから既に20年以上の歳月が過ぎている。そこで歳月と共に一つの課題が浮上している、それは古くなったレクサスをどの様に捉えるかという事だ。

古いレクサスをどう捉えるのか?

それはレクサスの盲点であるのかも知れない。

 

 最新のレクサスがレクサスであって、20年落ちのレクサスはもはやレクサスであってもレクサスのイメージに重なる事が難しい。

 今後の課題はこの古いレクサスをいかに捉えるかと いう事。ビンテージなレクサスは有り得ないのではないか!?と思う。この現象はレクサスだけの事ではない。最近はドイツの高級自動車メーカーも同じ傾向にある。

 

  つまり高級車とは新車の事であり、その寿命は短いと言う事だ!

(車の持つ耐久性の事を言っているのではない!)

 

そういう割り切った感覚を持つ人々が乗る(乗れる)のが高級車なのだ。

 

 高級車が変わったというのは、その装備や素材の事ではなくてこの展開の事を言うのであろう。レクサスの運命というは高級車から時間と共に実用車となってその使命を終えていく結果となる。

 

そのレクサスの中でもLX450(80系)はランクルの色が濃い。

これは高級車の渦から外したいと勝手に思っている。

 

LX570に求められるのはランドクルーザーとしての使命よりも、

レクサスとしての使命なのだろうか?

今は無き(事故って潰れた)TLC が手掛けた ICON LX570

http://www.streetfire.net/video/icon-lexus-lx570_195574.htm

 

レクサス、それは限られた寿命があるからこそ、

栄えるブランドの存在であると思っていい!

 

つまり、レクサスの成功の本質とは、

質の良い車作りは勿論だが、この高級車保有の循環の流れの事。

 

結果、レクサスとは...。

ビジネスツール(手法)の事。

それは世界の自動車メーカーを巻き込んだ!?

 

レクサスの挑戦、最先端を行くのも楽じゃない...

 

挑戦し続ける...実はこれがブランド力の核なのだ。

 


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