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アフリカ、生活の為の四駆

2012年11月20日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

ジョナサンハンソン氏のアフリカからのレポートです。

Working for a living

 英語で書かれた文章なので今回は大まかに訳してみた。アフリカのケニアにおいての彼の目線でのレポートである。そこではシンプルな四駆が生活の為に活用されている事を知る。同時に分かりやすい様に他からの写真も(勝手に)入れてみた。

 

 

私の1973年のランドクルーザーFJ40はオドメーターは既に3周目、今まで過酷に使用してきたな。

 

例えばトーイングだが、トヨタの公認されたトーイング重量を完全に無視してボートを引っ張ったり、生コンを入れたタンクを引っ張ったり、一度だけだが12,000ポンドのモービルハウスを引っ張ったりもしたよ。

 

私がガイドのビジネスを始めた時は、このFJ40は既に20万マイル(32万キロ)以上の走行距離を刻んでいたんだ。このFJでシーカヤック旅行のためにお客さんをメキシコの遠隔の海岸ヘ連れて行き、トレーラーにカヤック及びキット、食料と水を乗せて引っ張った。しかもFJ40には6人が乗ったんだ。総重量は2トンを超えた。しかもだ、そこに行き着くまでの道は7~10マイルのダートロードとくる。

 

とにかく、ランドクルーザーFJ40は過度に甘やかされたガレージの女王の様な現行のランドローバーやランドクルーザーとは異なっており、現にアフリカの潅木(ブッシュ)の中で実地調査プロジェクトなどで現在も使用されている車なのです。

 

 

 

 

ここアフリカにおいてはサファリのロッジや旅行会社ではそれらの乗り物を激しく使用しています。そして短期間で規則的に新しい物と交換するか、少なくとも改装します。

 

 

 

 

また、大きなNGOである国連などは、白いトルーピーを約3か月ごとに買い換えているように感じます。

 

(まじー?)

 

全車一斉にではないと思うが...。

 

 

 

しかし、中には財源が十分にない生物学者、人類学者、及び、世界について私たちの知らない事実を研究している考古学者などが、自費でキヤンプ生活を営みながら生活を続けています。

 

 

(今回のテーマはそういった個人が実際に現地で活用している四駆です)

 

 

そして、これらの個人的な研究者達が依存する乗り物は、現地の旅行業者やNGOの払い下げの古い四駆となります。それらの車は常に手の掛かる状態であり、修理工場でも部品は容易には手に入る事はなく、仮に部品を注文しても関税が高すぎて経済的であるとはいえません。ですから修理を依頼された工場ではそこにあるもので対応するしかなく、無い部品などは作って代用するしかないのです。また彼らは正しい修理の仕方などを学習する機会もありません。

 

 

(そういった環境の中でも使用出来る車(車種)とはそれ程多くありません)

 

 

先週、私たちはケニアのLaikipiaで友達のシャーリー ストラム博士のキャンプを尋ね数日間共に過ごしました。この人は40年もの間マントヒヒを研究しています。

 

 

 

 

彼女の愛用する1985年のトヨタランドクルーザートルーピーは非ターボで、信頼のおける2Hディーゼル機関はトヨタ一の実用車です。

 

 

 

 

 

走行記録計はちょうど今(は)働いていますが、その実際のマイル数は未知で、示された数字は完全に無関係です。6本のシリンダーの2Hディーゼル機関やタイヤ、リム・ホイール、ブレーキ等、多少の機械的な問題がるかも知れませんが? しっかりと働いています。

 

 

  

 

 

内部に目を向けると、ドアの上の鉄板がもみくしゃにされたようになっていました。それはNanyukiからキャンプへ運転する時に職員が車をひっくりかえしてしまったためです。ナイロビにあるボディ・ショプでは可能な限りボディを修正し、取りあえず塗装してくれました。

  

 

 

トルーピーの仲間であるもう一台の車は、キャンプでのマネージャー、デービッド・マスカル氏が所有している80年代初期のショートホイールベースのメルセデスG-ワゴンです。

 

 

 

 

デービッドがライオンの進入を防止する照明装置の写真撮影をする為に私たちを乗せて現地に同行した時にG-ワゴンのエンジンの品質を確認する事が出来ました、非ターボ5本のシリンダーはスムーズにスタートし走り出します。

 

 

 

 

 

英国のMOT検査官はこれらの2台を(ボロイので)笑うかも知れません。しかし私自信は現行のこのトルーピーとG-ワゴン、これらを駆って南アフリカのケープタウンまで行けると確信を持っていますよ。

 


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