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" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

新型ディフェンダー

2020年09月22日 | NEW CARS

 新型のランドローバーディフェンダーを街でちょくちょく見かける様になった。近所の駐車場にも停まっている。右側の後ろに何やら奇妙なアルミの弁当箱の様なものが付いており、それがアイデンティティにも見える。デザイン的には前代のディフェンダーとは一線を引いたハイテクな印象で、明らかにこっち側(モダンで都会的)の車である。新型ディフェンダーには時代が変化した事の現在の形を感じ、古い価値観で四駆を観る自身の価値観に、対比ではなくて客観性を要求されている様にも思う。

 四駆の機能を評価する時に僕は3つの負の物差しをあててみる。それは全体、或いは車体を構成している個別の部品に対して、上辺、表面的、小手先、という3つの物差しである。この3つに対しての抵抗が少ない結果が機能美となる。四駆に対する機能美は機能とデザインの調和であり、そこには本当の意味の美しさが潜み人の心を掴み、時には驚嘆させる。そして今の時世は、この竹で出来た様な古い物差しを手放して最新のデジタル機能のものにするという時代の変化に対する対応を迫られているようでもある。(上の写真は昨年の秋号の ALLOY GRIT)

 

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