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サバンナの5月の夏

2016年05月14日 | 日記

 

 今年はなぜか雨の日が続くニューヨークを抜け出して、飛行機で2時間程アメリカの大西洋の海岸を南下しジョージア州の東の果てに位置するサバンナ(SAVANNAH)という嘗て南洋貿易で栄えた港街に行ってきました。サバンナの街は健康な大人ならば一日で歩いて廻るに十分な広さであり、近代的な建物を受け入れないで保守的な古い町並みを大切にしているが故にアメリカ(新大陸)とヨーロッパ(旧大陸)との歴史を感じる雰囲気で満ちている。

 

 サバンナは亜熱帯に近い気候で5月の初めだというのに日中の気温は30度程あり、一足先に夏を経験しました。サバンナの街は古いレンガ造りの建物が多く、中でもサバンナリバーに面したリバーストリートは当時の石畳の道を残している最高のオフロードコースでした。多くのレストランとバーが隣接し観光客であふれています。嘗て貿易商人と船乗り達で賑わったであろう雰囲気です。

 

サバンナの街とは、

 市の北側をサバンナ川が流れ、サウスカロライナ州との州境になっている。サバンナ川が大西洋に流れこむ河口からは約20km上流に位置している。かつてはサウスカロライナ州チャールストンと並ぶ奴隷貿易の拠点であった。現在ではチャールストン同様、歴史的な町並みや建築物を再生・保存した観光都市としても栄えている。また、同市は南部的な魅力やサザン・ホスピタリティでも知られている。Wiki より

街の大部分は大きな木で覆われており、日中の暑い日差しを緩和してくれます。

 

街に存在する木の大きさから街の歴史を感じます。

この街の魅力は時間の流れが止まっているような感覚を抱く所にあります。

 

サバンナの周辺には多くの湿地帯が展開します。

夏は暑く湿気があるという事なので5月はほど良い気候です。

 

街の多くの木の枝には寄生植物がぶら下っています。

これもこの土地独特の雰囲気をかもし出しています。

 

ジョージア州(当時はジョージア植民地)は1776年にアメリカ独立宣言に署名し、

イギリス支配に反抗した最初の13州の一つでした。

 

映画フォーリストガンプの舞台となったCHIPPEWA SQUARE、

この小さな公園が街の中心です。

 

CHIPPEWA将軍の銅像です。

公園はうっそうと木が茂っていました。

 

 建物の多くは近代的なものではなくて、レストレーションを施したものです。

サバンナの街の建物や街を観ると調和感を感じます。

 

 

高い建物はほとんど存在しません。高い建物は教会の塔(屋根)位です。

 

観光客を乗せた馬車が街をゆっくりと流してゆきます。

街には何か特別なものがある訳ではありません。

そこで生きてきた人々の証跡が現在もそこにあるだけです。

 

200年前に大西洋を渡って来たヨーロッパの白人は何を思ったのだろう。

150年前にここでポルトガル人は何を感じたのだろう。

100年前にアフリカから連れて来られた黒人はどんな心境だったのだろう。

とかという事を、

街を歩きながら、日本人のおじさんが感じて廻るのであった。

 

夜はメキシコ料理。

 

サバンナ滞在ではサザンホスピタリティにつて感じたり考えたりする機会であった。

 

 

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