メキシコとの国境に近い景色のいい荒野でオフロードを走ってみた。
ランクルにはこういった道が良く似合う、マッドタイヤを履いた6000マイルの旅の中で1%にも満たないオフロード走行だ。車体をねじらせながら起伏を這う走行はランクルの製造目的でもあるのか、首輪をはずされた犬のような気分だった。
後ろから黄色い砂ほこりを立てながら白いフォードエクスプローラーが追いかけてきた、ボーダーパトロールだ、追いつかれた所で職員が降りてきて、『ナイスジープだ!』『何年?… …。』
前後のリジッドが起伏を超えるたびにキシム、中の荷物がいっせいにハネル、ハンドルががたがたユレル、俺の心はオドル。
幸せな奴だなお前は、こんなとこ連れてきてもらって。。。・
どっちがどっちに言ってんだよ?(笑)
インスペクション(検問所)、全てのクルマが止められ身分証明を求められる、
ここの職員もロクマルが気に入ったようだ。
お先にどうぞ!