昨夜は月明りに照らされた名蔵湾を左手に眺めながら島を時計回りに巡ってみた。
すると・・・・
道の先に蠢く一つの黒い塊。
なっ・・・ なんだぁ?
車の速度を落とし、ゆっくりと近づくと・・・・
それは一羽のウサギだった。
が!
なんでウサギ?
おまけにベットショップでミニウサギと称して販売されているようなウサギ。
逃げだしたのか?
それとも故意に放したのか?
見かける数こそ少ないにしてもグリーンイグアナと同様に島内で繁殖しているのかもしれない。
ちなみにニホンノウサギ(
Lepus brachyurus)である旧名・野ウサギは先島諸島には分布していない。
そして、年末を迎えサトウキビの収穫が始まったことから生息場所のキビ畑を追い出されたサキシマハブ(
Protobothrops elegans)でもいないかと探すも、何故か今回は見かけない。
って言うか、先月は毎晩と言って良いほど見かけたのに・・・・
しかーし!
代わりに、こんなヤツが徘徊してました。
なんと!、こんな時期にヤシガニですよ。
こいつもハブと同様にキビ畑を追い出されたのかな?
で、道を這いしてて車に轢かれでもしたら大変なので、道脇のブッシュへと戻してあげました。
で・・・
ここからが石垣島へと渡航した一番のMissionです。
と、言うのも先月の渡航でGETしたヤエヤマサソリ(
Liocheles australasiae)はコガネサソリ科のサソリなので、どれだけ飼育しようと御上からからの御咎めはない。
しかーし・・・・
このマダラサソリ(
Isometrus maculatus)は別。
外来生物法により飼育だけでなく保管や運搬は原則禁止で譲渡や販売もダメなのです!
そう、例のサソリですね。
だから・・・
こいつを生きた状態で撮影するには現地に赴くしか方法がないんです。
おまけに光らせた状態で撮影るなんて暗い夜間しかできない。
だから、そうなると当然のように毒蛇であるハブとの遭遇するリスクも格段に高くなる。
でも!
Cherryのキャリーバックに貼られた『嫁が怖くて釣りに行けるか‼』じゃないけれど『ハブが怖くて深夜徘徊できるか‼』ってやつですよ。
で・・・
もし、本当にハブと遭遇してしまったら、これぞ“棚ぼた”とばかりに斬首の刑ってやつですけどね。
でもって、今日は雨。
マイマイ(かたつむり)が期待できるかも・・・・