錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

精霊送りの船

2015年08月13日 | 雑記(ひまつぶし)
今日は8月13日。
御先祖様をお迎えする迎え火の日です。
しかーし、我が家では一日でも早くお迎えをしようと、一日前倒をして昨日の夕方に迎え火をしちゃいました。
そうなると、送りの用意もしておかないと間に合わない。
そこで近所の量販店から段ボール箱を買ってきましたぁ。

長崎や佐賀・熊本の一部では鐘楼船で送るという風習があり、場所によっては実際に水面へ浮かべ流すところも残っているのです。
また、大抵は初盆以外はカヤ編みの船に供えた食物を乗せて精霊を流す場合が多いのですが、この流し方については、その土地や家々の慣わしがあるので一概には云えないんですけどね・・・
まぁ、そんな習わしって言うか風習は別として、我が家では先代との約束で毎年、盆の始りに迎えた先祖霊を船に乗せて送るようにしています。
但し、私が生きている間だけの期間限定ですけどね。

買ってきた段ボール箱を家族総出でパーツ別にカッターナイフを使って切り出し、グルーガン(ホットボンド)を接着剤の代わりにして舟型を組み立てます。
強い風が吹いて転覆すねような事は避けたいし、雨に降られたりする事も考えると屋根まで・・・
ろうそく立ては?
線香は?
なーんて、みんなで思案しながら・・・ いや、遊びながら作ったのが、これ!
さぁ、送り船もできた事だし、短い期間ですがお迎えたご先祖さまには、これから思いっきり寛いでもらいましょう。

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