7月14日 トルコの人形作家ルトゥフィエ・バトゥカンさんの展覧会を見に、「横浜人形の家」へ。暑さにめげず、ヨーコさんとナツエさんと、みなとみらい線で出かけましたが、とても充実した展覧会で、予想以上に楽しめました。
7月20日までですから、トルコの文化や歴史に興味のある方、手工芸がお好きな方、ぜひおいでになることをおすすめします。
人形作家のバトゥカンさん。“布人形”はトルコの伝統工芸のひとつです。かのメフメット2世を初め、トルコの歴史上の人物の人形や、トルコの風俗や文化をモチーフにした人形たち。トルコ好きをわくわくさせる人形たちです。ビーズや刺繍など細かい手仕事も素晴らしいです。
「横浜人形の家」の入口。マリンタワーのすぐそばです。
常設の世界のお人形、日本のお人形も見ごたえありますが、今日はトルコ人形展の一部だけご紹介。
入ってすぐに、トルコのエキメキ(パン)をつくっているトルコ女性のお人形。
1453年、コンスタンティノープルを征服したオスマン帝国最大の英雄メフメット2世です。白馬に乗った若きスルタンの勇姿。スルタンの衣装も、馬の装飾もさすが豪華です。
メフメット2世に従う抜刀した兵士。鎖かたびらがよくできていますね。
17世紀の旅行家エヴリヤ・チェレビです。40年にわたってオスマン帝国領とその周辺を旅し、セヤハットナーメ(旅行記)をものしました。旅行記はオスマン時代を知る貴重な資料になっています。
メヴラーナまたはルーミとして知られるジャラルアッディン・ムハムマド・ルーミ。13世紀のペルシアの詩人、法学者、イスラム学者、神学者、スーフィーの神秘主義者。日本でもだいぶ知られてきた、あの旋舞のメヴラーナです。コンヤにある霊廟は博物館になり、いまも訪れる人が絶えません。
オスマン時代を代表する建築家ミマル・シナン(1489~1588)。イスタンブルのシュレイマニエ・モスクやエディルネのセリミエ・モスクなど、数々の建築作品で、最盛期のオスマン帝国を飾りました。カイセリ出身のギリシア系キリスト教徒だったと言われます。
1240?~1320?、トルコ人なら知らぬ人はない詩人、スーフィーの神秘家ユヌス・エムレです。いまにいたるも、トルコ文学に大きな影響を与えているといわれます。
ウクライナ出身の女奴隷から、偉大なスルタン・シュレイマン壮麗王の妃にまで出世したヒュッレム。ロクセラーナとも呼ばれました。トルコで大人気だったTVドラマ「壮麗なる世紀」でクローズアップされました。
リアルにつくられた数々の人形でを眺めて、オスマン時代に遊ぶ心地。まだまだお人形はたくさんあります。またの日に紹介させていただきますね。
リアルにつくられた数々の人形でを眺めて、オスマン時代に遊ぶ心地。まだまだお人形はたくさんあります。またの日に紹介させていただきますね。
懐かしのホテル・ニューグランドへ
人形の家を出ると、山下公園です。歴史を秘めた氷川丸も健在です。
懐かしのホテル・ニューグランドです。昔、ここで大晦日の深夜、港内でいっせいにならす汽笛を聞きました。
今日はひろびろとした1Fのカフェへ。ここも女性客がいっぱいです。
私はコーヒーでしたけど、ヨーコさんとナツエさんはアイスクリーム。クラシックな器がいいですね。
ノスタルジックな中庭。噴水が上がっていました。想い出、走馬灯のごとし。胸キュン。
さあ、中華街へ。早めの晩ご飯です
中華粥の有名店「謝甜記」で、3人ともエビのおかゆ。あと油条や春巻きや・・・食べ散らかしたテーブルおめにかけて、ごめんなさい。
中国人の団体旅行が中華街を歩いています。やっぱりお国の味がいいのかしら。日本の中華街見物かな。
杏仁豆腐もおいしかったですよ。
食後は中華大通りをぶらぶら歩いて、お店のぞいて、気まぐれショッピング。
横道も歩いて。呼び込み盛んです。雰囲気変わっていませんね。
ヘンなもの少しだけお買物
ピータンです。流行のウズラのピータン買えばよかったかも。
ジャスミン茶大好き。日本茶とミックスもトライしてみます。
ザーサイ。刻んで炒飯や中華スープに入れます。
ドライ・イチジク。トルコ製ですけど、ふっくら軟らかいの売っていました。
大きなヤング・コーンの缶がお安かったので買いました。小篭包買いそこないました。
楽しい1日でしたよ~
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