サチコのときどきダイアリー

お茶をいっぱいの気分でお立ち寄りくださいませ

イスタンブールは平和です。バイラム(祭)もまぢか

2013年08月06日 | トルコ関係
8月6日 7月のイスタンブール暑かったけど、夕方になると風さわやか。ラマザンも始まって、私が1か月滞在したスルタナメットは大賑わい。断食明けの時間が近づくと、広場でイフタル(断食明けの晩ご飯)を食べる人々がゴチソウ持って詰めかけて、広場はピクニック場と化します。

ゲジ公園は緑豊か。私の滞在中、週末になると、デモが行なわれていましたが、ふだんの公園はのどかで、とうもろこし売りやシミット(ゴマつきパン)売りも出て、家族連れやカップルが遊びに来ていました。

デモを暴動とまちがえたような報道がなされ、一時はツーリストが急減しましたが、イスタンブールはまったく平和です。モスクや史跡も修復が進み、交通機関もますます便利になり、おいしいレストランやオシャレなショップも激増、ボスフォラスは光り輝いています。

ゲジ公園の周囲で警備中のポリスメンたち。こんな笑顔のオニーサンたちが催涙ガスや水をぶっかけるなんて信じられませんね。

イスタンブールの中心、タクシム広場に立つ独立記念碑です。デモが盛んだったときは毎日のように日本のテレビにも登場した広場ですが,いまは市民が待ち合わせしたり、ツーリストが写真を撮ったり。


   ギュルハネ公園でお茶しました

トプカプ宮殿博物館の隣りのギュルハネ公園は、もと宮殿の外苑だった広大な庭園です。林の中の道をずんずん行くと、庭園の奥に海の見える茶店があります。

ここの茶店ではチャイ・バルダクという二段重ねのケトルでトルコ茶をサービスしています。ゆきかう船、対岸のアジア大陸も見えます。

ボスフォラス海峡と金角湾、マルマラ海が、サライブリュヌ(宮廷岬)と呼ばれるこの地点で合流します。海峡を渡る風が心地よく、何時間でも座っていたい気分です。


   私の滞在中、ラマザンが始まりました

トルコ人は95%以上イスラム教徒と言っても、断食なんかしない人も、た~くさんいます。今年は真夏のラマザンだったので、断食してる人は水が飲めなかったのが辛かったようです。

これはラマザン・ピデというラマザンに食べる丸いパン。この頃はトルコでも、食品扱う人はみな薄いポリ手袋はめるようになりましたね。

これはギュラーチ。ラマザンに食べるスイーツです。ミルクと小麦粉とお砂糖と、あと、なにを使っているか知りません。チェリーとピスタキオの粉で飾っています。


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