リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

なかなか気持が切りかわらなくて・・・

2019年01月14日 | 日々の風の吹くまま
1月13日(日曜日)。晴れ。ちょっと寒いけど、陽だまりに出ると春のような陽気。まだ1月半ばだから春が来るぞと浮かれるのは早すぎるけど、何とかこのままで自然に穏やかな春になってくれるといいな。

正式にリタイアしてからほぼ2週間。カレシが心臓手術してからそろそろ潮時かなと思い始め、カレシの回復につれて何度も仕事を辞めてもっと2人一緒の時間を楽しんだ方がいいかなと考えては満30年が一番の潮時と思い直しているうちに、ワタシにとってはカナダでの人生のお手本だったママが急逝。当時は3週間半の日本行きが決まっていて、すぐ後にまたアジアに飛んでクルーズに行ったらカレシの体調に支障があるのではないかと迷っていたところで、想像もしなかった遺産を前にしたカレシが「リタイアして、元気なうちにもっと旅行しよう」と催促。それもいいなと思い始めたところで、たまたま大きな仕事で担当になった孫世代に近いコーディネーターのマニュアル的な対応にうんざりして、もう辞めよっかな。

うん、振り返ってみると、あの時点で「リタイア」が一気に現実的になったんだと思う。30年近い間に翻訳業界自体も様変わりした観があって、がむしゃらに仕事をしていた頃のあの高揚感もなくなっていたから、もうやってらんなぁ~いという気分になって、カレシの「もうリタイアしろよ」にあっさりやぁ~めたとなったんだろうな。いくつもの要素が重なった挙句に大きく方向転換するのがワタシの人生のパターンみたい。区切りのいい年度末で店じまいするつもりで、10月と11月を臨時休業にして12月に廃業のお知らせを送ってそのままリタイアと言う図式を描いて、それはそれで計画通りに行ったんだけど、なぜか「遊びモード」への切り替えがスムーズに行っていない感じ。

もっともリタイアしてまだ2週間そこそこだし、別に仕事をしたいわけでもないから、一時のもやもやに過ぎないのかもしれない。でも、いつまでも宙ぶらりんの気分でいるわけには行かないから、そろそろどこかで線を引かないとならないなあ・・・とは思いつつ、暦を見たら15日は小正月。お正月の終わりで、女正月とも言うそうだけど、人間は気持を切り替えるのに儀式や行事が必要なんだろうな。正月気分を払い落としてすっきりするときだから、ワタシもここで仕事魔の根っこをえいっと引き抜いて気持を切り替えることにしよう。もう「やぁめたぁ」なんだから・・・。

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