リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ネットはセレンディピティの楽園

2014年06月02日 | 日々の風の吹くまま
銀行に行って、スーパーに行って、大汗。気温は20度。バンクーバー的にはこれで夏日。
わりと乾燥しているから日陰は涼しいし、風もさわやかだけど、やっぱり暑い。新聞サイトを
見ていたら、北海道では6月になったばかりだというのに35度という信じられない猛暑。美
幌(びほろ)は何と37度。どうなってるんだろう。

北海道新聞を見ていたら、東神楽町の志比内(しびない)では菜の花のじゅうたん。菜種の
栽培をしているらしい。志比内は亡母が生まれ育ったところ。ちょっと調べてみたら、東神楽
町には旭川空港があって、今はすっかり旭川のベッドタウンになっているらしい。志比内の
情報はあまり出て来なかったけど、近隣の市町村に「名寄(なよろ)」の名があったので、懐
かしい気がしてそっちへ移動。名寄は中学2年の夏から高校1年の1学期まで過ごしたとこ
ろ。何もないところだったけど、盆地だから夏は30度と暑く、冬は雪が多くて、氷点下30度
という温度の落差がすごい。今はアスパラガスの名産地でもあるらしい。

その名寄にはカナダのオンタリオ州にあるリンジー(今はカワーサレイクス)という姉妹都市
があって、その縁結びをしたのが何と名寄に住んでいた宣教師のフロイド・ハウレットさん。
うわっ、なつかしい!中学、高校の英語クラブを指導したり、メンバーを家に招いてくれたり
したハウレットさんはワタシが会った最初のカナダ人。とっても温厚な人で、調べてみたら、
10年ほど前に亡くなっていた。私たちと年が近かった長男のデニス君はカナダで社会活動
と平和運動に勤しみ、次男のピーター君は今も北海道に住んでいて、教育家で環境活動家。
児童文学やアイヌ民話の英訳作品もある。末っ子のスーザンさんは反原発運動家。そうか、
それぞれにお父さんの遺志を継いで活躍しているんだなあ。

カレシがほぼ50年ぶりに「元カノ」を見つけたと思ったら、ひょんなことからワタシもなつかし
い人の消息に遭遇するなんて、インターネットさまさま。「セレンディピティ」(serendipity)と
言う言葉があって、偶然に思わぬ発見をすること(才能)だけど、思わぬ情報発掘はネット
時代ならではのセレンディピティ。ご本家のセレンディップの3人の王子さまたちはさぞかし
びっくりだろうな。

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