リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

旅の空から(その2)~香港の休日を満喫

2018年11月20日 | 日々の風の吹くまま
11月18日(日曜日)―香港。曇りのち晴れ。前夜午後6時、定刻で香港着。まずびっくりしたのが空港の広さ。飛行機を降りてから延々と歩いて、シャトルの電車に乗って入管へ。「Visitor」の方を見たら、これまた延々の行列。うはぁ、30分や40分はかかりそう・・・と思ったら、列はどんどん進んだし、入国管理官は2人のパスポートをスキャンして、入国管理票の1枚目をはぎ取って、スタンプの代わりに出て来た小さな「滞留票」をパスポートに挟んでおしまい。うはっ、ものすごい効率の良さ!税関も申告なしの出口をすいっと出て、うわっ早っと感心していたら、チオンとケルヴィンが駆け寄って来て、初の対面。タクシー(広東語で「的士」)で九龍のシャングリラホテルまで直行。チェックインして、18階の部屋に入って、目の前に広がる夜景に4人そろっておおぉ~!

ネイサンロードの商業ビルの中にある世界的に有名だという台湾料理のレストランで中国式の夕食。鼎泰豊という、たしか新宿の高島屋の上に会ったような記憶のあるところで、メニューには英語と日本語もあるからわかるんだけど、如何せん中華料理屋にはめったに行かない私たちにはどんなものかイメージがわかないので、結局は香港在住経験のあるチオンにおまかせ。(私たちには)すごい量の料理がテーブルいっぱいに並んで、さっそくにぎやかに中華料理の洗礼と英会話レッスンの始まり。

目が覚めたら7時前。カーテンを開けたら曇り空を背景にゆうべの夜景とはまったく違った香港のスカイライン。白い船がしずしずと入って来るので、部屋に備え付けの大きな双眼鏡で見たら、おおっ、あれは明日私たちが乗る船だっ。朝8時にロビーで落ち合って、(部屋は朝食込みなんだけど)広東料理の朝ご飯。スマホのGPSを見ながらのチオンについて行って着いたのは地元の人気レストランだそうで、日曜日とあって家族連れが続々と入って来る。ワタシの好きな中国粥を2、3種類注文してもらって、うん、おいしいっ。朝ご飯の後はカレシがお願いした香港の「市井の風景」。行ったのは「深水埗」という地区で、窓の外にクーラーと洗濯物がずらりと並ぶアパートの壁に挟まれた道路では路上マーケット。歩いているうちに天后廟というお寺に遭遇。次いでタクシーでフェリーの乗り場に行って、何となくぼろっちい(けど風情のある)フェリーで超高層のビルの後ろにびっくりするような高い山がそびえる香港島へ。二階建ての路面電車に乗ってチオンが香港大学留学時代によく行ったというレストランでランチの後、ビクトリアピークへ。超混雑のトラムの駅で1時間並んで待って、急斜面をピークタワーまで。
   
   
 
日曜日とあって大賑わいのタワーでちょっとン?なスシのディナーの後、夜景の名所を目指して夜の坂道をてくてく。崖の上には邸宅がいくつもあって、山の下は庶民の高層アパート。そのコントラストが香港の醍醐味かな。スカイラインは東京と比べると昼も夜景も香港の方が意外に整然として見えて絵になっていた。山頂からタクシーでホテルに帰って、目いっぱい香港を満喫した1日が終わり。こまごまと気を配ってもてなしてくれたチオンとケルヴィンに謝謝、多謝。

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