リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

国勢調査の質問に時代の変化が見えた

2021年05月07日 | 日々の風の吹くまま
5月6日(木曜日)。☁☂☁。朝からしょぼい天気。何となく低温がちという感じで、バルコニーに並べたトマトやピーマン、きゅうりが寒そうにしているのがちょっとかわいそう。リフォームの間は作業場になっていたバルコニーを掃除して、水遣りのときに下の階のバルコニーに水が落ちないように、手すりの下に沿って黒いゴムのヨガマットを敷いて、大風のときに持ち上げられないように重し代わりに使い残した床タイルを並べて、園芸シーズンの始まり。夜の間は温室ボックスに入れておいて、もう少し暖かくなったらプランターに植え替えてあげるね。血液検査で「すこぶる健康」の太鼓判を押してもらったカレシは、英語レッスンのスケジュールを整理して、今年はもっとガーデニングに精を出すぞぉ~と大張り切りだから。

今年は5年に1度の国勢調査の年。昔は調査票が送られて来て、記入したものを一緒に来た返信封筒に入れて郵便ポストにポンと入れたもんだけど、デジタル時代は統計局からオンライン調査のアクセスコードが印刷された郵便が来るだけ。郵送よりずっと昔は臨時採用した調査員が調査票と鉛筆を持って家々を訪問していたという話で、我が家にも国勢調査の標語(Count yourself in)のある短い鉛筆が残っていた。オンラインでやるようになったのは前回からだったかな。印刷してあるURLを打ち込んで、長ったらしいアクセスコードを打ち込んで、調査票を開いたら、ショートで良かったぁ。カナダの国勢調査はショートフォームとロングフォームの2種類の調査票があって、ショートの場合はいつもあっけないくらい簡単だけど、一度だけ25%に送られるロングフォームに当たってしまったときは、何ページもある根掘り葉掘り的な質問に答えるのに30分以上かかって、辟易したもんだった。

今回のショートは何だか前のよりもあっけなくて、住所を確認して、問い合わせが必要な場合の電話番号とメールアドレスを打ち込んで、5月11日現在で同じ住所にいる人数、氏名、生年月日、(たまたま滞在中などの)ステータスの他は、互いの関係(婚姻関係か家族関係か血縁のない同居人か)と性別と言語に関する質問だけ。昔はショートでも人種に関する質問が必ずあったけど、聞くのをやめたのかな。性別の項では男、女の他に「その他」というのが加わっていて、さらに「出生時」と「現在」の性別を聞いているところに時代の変化を感じたな。言語に関しては、公用語である英語とフランス語についてはどちらも使えるか、どちらかひとつだけか。日常的に使っている言語はどれか、家庭で使っている言語は何か、生まれて最初に覚えた言語(母語)で今でも理解できるのはどれか。言語については2人とも内でも外でも「英語のみ」で、母語に関する質問では、日本語を話すのはかなぁ~りさび付いてしまっているけど、まだ理解できていることは間違いないから、ワタシの欄に「日本語」と答えておいた。

要は開いたページの質問の回答リストの丸をクリックして、はい、次のページ、とやって行って、「Submit」(送信ボタン)をクリックして、5分もかからずにおしまい。でも、質問の内容が大きく変わったという印象で、ロングフォームにはどんな質問があったのか興味があるところ。国勢調査の回答期限は5月11日。法的な義務があるので、出さないと催促が来るそうだし、回答を拒否したら(一応は)5万円の罰金だって・・・。


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