リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

取り急ぎでやるとご馳走ができる不思議

2014年09月26日 | 日々の風の吹くまま
雨模様。気温は午後になっても13度。今日は2人揃ってヘアカットのために川向こうリッチ
モンドのアントニオの家へ。いつも8月にはイタリアはヴェネト州の故郷に1ヵ月里帰りする
ので、7月にカットに行き損ねたら髪は伸び放題。サロンを引退して、自宅のベースメントに
設備を設えて、前からの常連客だけを相手に木金土の週3日だけ営業している。大きなテ
レビがあるし、子供を連れて来る親のために大きな丸テーブルには絵本やおもちゃも置い
てある。一緒に来る夫婦も私達の他に3組いるんだそうな。イタリアの話、ワールドカップの
話(アントニオは始まる前にドイツ優勝を予想していた)、菜園の作柄の話をしながら、ワタ
シ、カレシの順で1時間半・・・。

予約が3時だったので、帰りがラッシュにかかって夕食のしたくの時間より遅くなると考え、
手をかけずにできるグリルをしようと、アルバコアまぐろとオパを解凍しておいた。オパとい
うのはハワイ語の名前で、正式にはアカマンボウ。丸っこくて、ひれが赤くて、目がきょとん
としておちょぼ口の愛嬌のある大きな魚。食感はカジキのような感じかな。ゆず胡椒ソース
を刷り込んでおいて、カレシ特製のマティニを片手にししとうとポテトを焼き始める。まぐろに
添えるソースはシアトルのタルタルソースと、はたと思いついてマヨネーズにわさびを混ぜ
たわさびマヨと、練り梅を混ぜた梅マヨ。最後にまぐろを縦に2つに切って、外側をさっと焼
いて、3つに切って、それぞれにソースを添えて・・・。

     

グリルはファンを回して焼かないと換気装置の排煙が追いつかなくて煙探知機が鳴り出す
のが悩みだけど、簡単だから楽々。油はグリルに刷毛でさっと塗る程度しか使わないので、
けっこうヘルシー。グリルで焼いたズッキーニやかぼちゃ、にんじん、青梗菜もいいけど、今
日はご飯を炊く代わりにポテトをスライスして焼いてみた。カレシが大根ときゅうりとわかめ
の和風サラダを作ってくれたので、ちょっと遅いディナーはアジア風というか、ハワイ風とい
うか、無国籍風というか、思いのほかのご馳走になった。梅マヨのベースはオリーブ油のマ
ヨネーズで、北米のマヨは色も味もキューピーのとは違ってあっさりしている。

それにしても、出かけていたり、忙しかったりして、「取り急ぎ」と言う感じで思いつくまま特急
で作ると、なぜかご馳走に見えるものができるから、料理はおもしろいし、飽きないし・・・。

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