リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

きのうの話と今日のどうでもいい話

2022年12月09日 | 日々の風の吹くまま
12月7日(水曜日)。☁☁。どよぉ~んとしているけど、気温はぐんと上がったようで、ルーフデッキも半分は雪が消えて、やれやれ。今日のカレシは何か張り切っている感じで、8時ちょっと前に目が覚めて、そのまま起床。カレシの水曜日(と月曜日)の午前9時のレッスンは、現在エジプトからオタワの大学に留学中で、卒業して帰国したら故国の大学で数学を(英語で)教えることが決まっているので、それまでに英語を何とかネイティブに近いレベルにしたいという女性。博士課程の留学を目指していたときにレッスンを初めて、アメリカ留学を経て工学博士になって今は南京大学で教えているチオンもそうだったけど、彼女も将来のキャリアを見据えているから、進歩のスピードも半端じゃなくて、カレシもその熱意にたじたじ。でも、カレシにとっても教え甲斐があって、日々の励みになっているのはいいことだと思うよ。

ということで、カレシがレッスンをしている間に、ワタシはクリスマスカードを買い足しにウォルマートへひとっ走り。なぜかウォルマートは好きじゃないので、行きつけのSave‐On‐Foodsの真上にあるのにこういう時にしか行かないけど、店内を歩いているとひと目で客層の違いがわかるからおもしろい。小さな町のショッピングモールの上と下で共存できているのは、ウォルマートは純粋なスーパーマーケットというよりは大型の安売り量販店の中に食品売り場があるようなもので、普通のスーパーのSave-On-Foodsとそれなりに住み分けができているのかもしれないな。ウォルマートはさらに1階と2階に分かれていてやたらと広いんだけど、これでも都心の立地に合わせて縮小したものだそうから、ルル島のニューウェストの「郊外」にあたるクィーンズボロ地区にある店の規模は想像がつかないなあ。下手に入ったら出て来れないかも。

さて、今夜はArts Clubのシーズン第4作(だったっけ?)のオープニング。テーマは「ビンゴ」と言うゲームで、BMOのニューモント劇場の座席を大々的に再編成して、観客もゲームに参加して奇想天外な賞品をもらえるという話。映画やステージなんかでビンゴゲームの場面を見たことがあるけど、実際にはプレーをしたことがないので、はて、どうなることやら。感覚的には一か八かのカリカリした博打というよりも、普通の主婦やシニアがコミュニティセンターみたいなところに集まって少額の賭けゲームをやるもので、Arts Clubのステージでは観客を巻き込んでのホリデイのショーだから、何が飛び出すかわからないおもしろさがある。ま、クリスマスなんだから、ちょっとハメを外したショーはいい息抜きになりそう。

☆☆では、またあした☆☆

12月8日(木曜日)。☁🌧☁。今にも降り出しそうな曇り空。雪雲じゃなくて、まちがいなく雨雲。クィーンズパーク地区も雪を被っている屋根は数えるほどになって、我が家のルーフデッキに積もった雪も寝室の外の日陰に塊が残っているだけで、ほぼ消滅。プランターの植物は折れたり、枯れたりで、目も当てられないけど、ま、これも冬景色のうちか。

ゆうべのArts Clubでのビンゴゲームのショーはいつもの芝居とはまったく趣が違って、ところどころ中だるみ感もあったけど、停電と称してゲームを中断しての場面では、ビンゴの司会者と謎の人物と(セサミストリートのクッキーモンスターに似た)ハンドパペットがクリスマス精神にかこつけての人生論的なやりとりを展開して、笑わせたり、ちょっぴりしんみりさせたりで、なかなかいい演出だった。ゲームの方は、ボールがたくさん入ったケージを回して出て来るボールの数字を読み上げるので、何だか昔の〇〇商店街の歳末大売り出しでやっているくじ引きみたいな感じ。配られたボードはマスが5×5で25個あって、それを読み上げられる数字があればマスをカバーして行くしくみで、縦横斜めストレートに5個とか、隅の4個で四角形とか何種類かあって、最初に「ビンゴ!」と言った人が勝つわけだけど、2人以上になると呼び鈴を乗せたテーブルを持って来て、早い者勝ちのクイズで先に呼び鈴を叩いた人に賞品が行くしくみ。最後はマスを全部カバーするラウンドで、順調に数字が出て来て、ボード上で開いている枡がひとつだけになって、もしかしたらと言う期待感を持たせてくれたけど、ラッキーな誰かが「ビンゴ!」と叫んでゲーム終了。最後は出演者の歌と踊りでにぎやかに幕。うん、ビンゴゲームは少々退屈だったけど、ショーとしては楽しかった。



カナダの10月の物価上昇率はその前の月と変わらない6.9%で、またばか上がりしたのはガソリン代(18.7%)。食料品は値上がりのペースが鈍って、ほんの少しだけど9月より下がったそうで、きのうはカナダ銀行がまた利上げをしたけど、住宅高騰とインフレ退治のための大幅利上げはこれが最後じゃないかという観測がある。そうだろうね。コロナの最初から2年間1%以下に下がった政策金利はあれよあれよと言う間に4.25%になったんだもんね。銀行のプライムレートは6.45%になったそうだから、ついこの間まで2%とか3%とか言っていた住宅ローンの金利などは倍増ってことで、変動金利で組んだ人たちや低金利で借りた3年とか5年のローンの更新時期が来ている人たちは戦々恐々じゃないかな。住宅の売れ足ががっくりと落ちて、おまけに価格も下落傾向だそうだから、売りたくても売れないってことになりかねないもの。

ずいぶん長いこと続いた住宅バブルもどうやら萎みつつあるということだけど、新年に一斉に送られる(固定資産税のベースになる)不動産の査定評価は何と5%から15%も上がっているそうで、これは今年の7月1日を基準にした評価額であって、その後の市場環境の変化は反映されていないという注意書き付き。つまり、相場は評価額よりもずっと低くなっているってことで、今現在1億円以上で売りに出ている20階の3LDKと2階の2LDKは値段をかなり下げないと売れないってことだろうな。ニューウェストミンスター市ではマンションの評価額が逆に下がっているそうだし、間取りは20階のは賃貸シェア向き、2階はファミリータイプだけど、どっちもなぜかこのマンションでは評価額が一番高い我が家より面積は小さいから、その値段では売れるわけがないと思うよ。まあ、売ろうという気がなければ、評価額の上がり下がりで気になるのは(各市が予算に応じて評価額の千分率で決める)固定資産税がどうなるかだけ。ま、こっちもシニア向けの繰延制度を利用しているから、すぐに懐に響くわけじゃないんだけど、ニューウェストは評価額は低い方なのに固定資産税はけっこう高いからねえ。



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