リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

仕事三昧!

2015年10月02日 | 日々の風の吹くまま
目が覚めたら外は真っ白。ブラインドを巻き上げたら、あら、何も見えないくらい濃い霧。道
路向かいのマンションもうっすらとしか見えない。下の道路も見えないということは、道路か
らも上は霧に包まれて見えないということかな。まるで右も左もない世界に浮いている感じ
で、方向感覚どころか平衡感覚まで狂って来そう。じっとり濡れたデッキの気温は11度で、
温度計のある寝室は暖房なしで23.5度。先週の3、4度くらいまで下がった朝方以外はま
だ暖房が入ったことがなくて、ガラス張りなのに日が差していなくても1日中23度から24度
の間で安定しているから不思議。もしかしたら下の階の暖房熱で温まっているとか・・・。

今日は仕事日で、まずは通販サイトのコンテンツ。製品の宣伝広告だから、何か良くわから
ない表現がぞろぞろ。日本的な「肌で感じる美」のイメージなのか、あまりピンと来ないんだ
けど、小町横町でよく貼り出される美感論議を思い出して、後は想像力を逞しくして、できる
だけふわふわした訳語を選ぶ。でも、こういう「感覚文化」に根ざした表現の翻訳はいつも
難しい。直訳したら英語人の感覚にアピールしなくて、商品が売れないかもしれないし・・・。

ひいひい言っている間にランチの時間。寒い日は熱々のスープが一番と、1本だけ買って
あったとうもろこしの実を外してコーンチャウダーを作った。雨が降り出さないうちに早めに
買い物を済ませて、午後はまた仕事。2つ目の仕事は企業の事業報告なので、訳し慣れた
用語がぞろぞろ。こっちは2日がかりになるけど、想像力は必要なくて、できるだけもったい
ぶった訳語を選ぶ。翻訳仕事で大事なのは言葉のTPO。社長の訓示をコメディの台本み
たいに訳したら間違いなくクレームが来るだろうし、化粧品の広告や観光案内をコンピュー
タの操作説明書のように訳したら二度と仕事はもらえないだろうな。専門分野を持たない何
でも翻訳屋は今日も言葉遣いの七変化・・・。

今日はてっきり土曜日だと思っていたら金曜日。段ボールをリサイクルコンテナに捨てるの
にロビー階に下りるついでに郵便箱をのぞいたら、「有権者票は届きましたか」という選挙
管理局からの(宛名のない)案内が入っていた。カレシがオンラインで2人分の住所変更届
けを出したので、そのうちに新しいのが郵送されて来るだろうけど、投票日は19日。間に合
えばいいけど。そんなことよりも、仕事、仕事・・・。

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