リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

来年の干支の馬はどんな馬?

2013年12月28日 | 日々の風の吹くまま
今日はまじめに仕事日。何とか法の第何十何条の第何項なんてのがあれば、コピーしてあ
る日英対訳ファイルを開いてカンニング。すでに納品したファイルからの引用は自分の翻訳
ファイルを開いてカンニング。おかげで量が多い割にはすいすいと進んだ。仕事がすいす
いと進むと気分の方も乗って来る。やっぱりワタシってまだ仕事人間なのかな。

アベクンが神社詣でしたことにアメリカが「失望した」と言ったそうで、同業仲間が他に適訳
があったんじゃないかと喧々諤々の議論。元の英語だと、「失望」ってことになると思うんだ
けど、そこはそれ、2つの言語を操ってご飯を食べている連中だから、裏の裏まで読んで詮
索したくなるらしい。ワタシとしては、「止めとけと言ったのに、アベクンにはがったりしたぜ」
というニュアンスだと思うけど、外交文の言葉使いはひとつ間違うと戦争勃発ということに発
展しかねないから難しい。もっとも、アベクンはどういう反応があるかを承知していてやった、
いわば確信犯じゃないのかな。

それにしても、日本人会員の書き込みに「反日」の文字がちらほら見えたし、意見の端々に
反中、反韓のイライラ感情がちらついていて、アベクンの国民洗脳作戦がここまで忍び寄っ
ているのかと、寒々とした感じがした。翻訳という「異文化」を扱う職業人なんだから、もう少
し広い視野が感じられる意見を聞きたいもんだと思うけど、小町横丁の井戸端にも「美しい
日本イズム」の鉦太鼓が聞こえるし、思想は左寄りとばかり思っていた人が「韓国の反日教
育がああたらこうたらだから」と公言するようになったし、これも日本の世代と時代が移り変
わったということかもしれない。

アジアの文化はどっちかというと理性よりも面子が優先するから、当事者のどっちも威勢よ
く振り上げた拳骨を相手より先に下ろしたら面子が立たないだろうな。ということは、行き着
くところまで行き着いて、「そのつもりはなかったのに」とパニックになってみないとダメかな
とも思うけど、砂場のけんかも戦争も人間がやることであれば理屈はさして違わないから、
そのときは「そっちが先に下ろさなかったから悪い」と言い合うんだろうな。でもまあ、日本の
外にいると、日本社会の中にいる人とは視座が違うのかもしれないから、ワタシがとやかく
言うことじゃないか。来年の干支は馬。はて、どんな馬がやって来るのか・・・。

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