リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

くふう、くふう、くふうの時代に育ったおかげで

2021年05月16日 | 日々の風の吹くまま
5月15日(土曜日)。☀☀☀。すっかり初夏の陽気なので、シーツ類を洗濯するついでにフリースの毛布をアクリルの軽いものに交換して、ついでに掃除の前に冬着の七分袖のTシャツやジャンパースカートと夏着のTシャツやサンドレスと入れ替え。5月は急に暑くなったり寒くなったりするので、冬のTシャツを2枚ほど残しておく(冬着に変えるときも夏のTシャツを1枚は残しておく)のがワタシ流の衣替え。これなら入れ替える前に急に気候が変わってもあわてなくていい。まあ、中学、高校の頃に何十年も前から決まっていた(本州基準らしい)日に一斉に夏冬の制服の切り替えがあって、北海道ではまだ寒いのに夏服になり、もう寒いのにまだ夏服ということがよくあったから、三つ子の魂何とやらなのかもしれない。

掃除をして、ランチを作って食べて、ウォーキングに行って来たら、もう2時過ぎ。今日は超が付くくらい久しぶりに
スペアリブを焼くので、3時過ぎには準備にかからないと、晩ご飯の時間に間に合わない。豚のスペアリブには背骨に近いバックリブと横っ腹のサイドリブがあって、サイドリブは脂身が多くて肉付きは良くないのに対して、バックリブは肉付きが良くて、しかもサイドリブより柔らかく仕上がるから、小さめだけど食べ甲斐がある。我が家のバックリブは昔ひいきにしていたTomatoというレストランのシェフにもらったレシピ。オーブンに入れる前の下ごしらえにちょっと手間がかかるけど、オーブンに入れてしまえば肉が骨からほろほろ取れるくらい柔らかく焼き上がる。

オーブンのコントロールパネルでBakeをタッチすると、デフォルト温度の華氏350度で予熱開始。予熱している間に、切り分けたリブをフライパンで焼いたり、蒸し煮にするための野菜を炒めたりする下ごしらえをするわけだけど、問題は上のレンジで調理中にコントロールパネルに体が触れると設定が変わってしまうこと。本来は壁にはめ込むように作られたものをレンジの下に(取り付けても良いと書いてあったから)取り付けたので、ある程度の不便は予期していたけど、TFT(薄膜トランジスタ)を使ったコントロールパネルの敏感さはまったくの想定外。鍋をのぞくのに乗り出し体がちょっと触れただけでピロン、ピロンとうるさい。そこでポッと浮かんだアイデアが体がパネルに触れないようにすること。ミニチュア工房でカウンターとオーブンの間の隙間にぴったり収まる厚さの板を探し出して、銀色に塗って、一端を細い板で挟んで厚みを持たせ、差し込む部分には通販の箱に入って来る薄いフォームラバーを貼って滑り止め。







ちょっとした思い付きの簡単な道具ではあるけど、体がオーブンに近づき過ぎると、差し込んである板がコントロールパネルに触れるのを防いでくれるので大助かり。はて、どうしようという場面になると、今のように豊富にモノがなかった戦後の日本で、工夫、工夫と言われて育った経験が生きて来るということかな。無事に焼きあがったバックリブは懐かしいシェフの味・・・。


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