リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

久しぶりの雨と火事の煙とろ過装置のフィルター

2023年07月25日 | 日々の風の吹くまま
7月24日(月曜日)。☂☁☂☁。朝起きたら、おお、ルーフデッキが濡れていて、まだしょぼしょぼと降っている。雨を見たの、何日(と言うか何週間)ぶりかなあ。ほんとに待望のお湿りという感じ。きのうは最高気温が26度だったのに、今日の予想は18度と、ちょっと落差が大きすぎるけど、それでも空気が新鮮で、とにかく雨はうれしいね。




せっかくの雨だけど、内陸での森林火災の消火活動には残念ながらあまり役に立たないだろうな。現在の時点では州内で487件の森林火災が起きていて、その半分以上が「制御不能」。うはあ。メトロバンクーバーの内外でも小規模な火事がちょくちょく起きているもので、煙が見えると、すわ、山火事!と思ってしまう。特にきのうの午後7時ごろにクィーンズ公園の向こうで黒い煙がもくもくと上がっているのを見つけたときは、たいへんだぁ。公園の枯れた草が燃え出したのか、それともさらに向こうのサッパートン地区で普通の火事が起きたのか。クィーンズ公園は市の面積全体の2パーセントを占めていて、樹齢200年とか250年とかいう大木の林があるし、道路を隔てた住宅地クィーンズパーク地区も、古い街路樹や庭木の多いところだから、公園で火事が起きたら、へたをすると我が家の方まで燃え広がって来かねない。そうなったらタワマンの高層階からどうやって避難するのかな。



まあ、けさになってサッパートン地区の川岸の工業団地で、廃棄物のリサイクル処理場から出火したと判明。ニューウェストミンスター市消防署を総動員して夜通し消火に当たったので、8時間後に鎮火したそうな。消火作業の最中に市内の別のところで火事が発生したときのために、非番の消防隊員を招集して待機させたんだって。ニューウェストは大都市じゃないから、自前の消防署も警察も規模は小さいもんね。出火当時のリサイクル処理場はその日の作業が終わって閉まっていたんだそうで、不審火かな。それにしても、リサイクル処理場や廃棄物の貯蔵設備はいったん火事になるとなかなか消えない傾向があるみたい。でも、朝一番にはクィーンズ公園の上に薄っすらたなびいていた白っぽい煙も昼前にはなくなって、一件落着らしい。今日の予想降雨量は20ミリで、山火事には歯が立たないとしても、やっぱりたまには雨が降ってくれないとね。

明日に予定されていた逆浸透ろ過装置のフィルター交換が、朝の電話で今日の午後に繰り上がったので、雨が降ってるしと、買い物を明日に繰り下げ。前回交換したのは改装工事でいったん外したのを取り付けたときだから、もう3年前の春。フィルターの交換は1年ごとが理想で、長くてもせいぜい2年ごととなっているので、とっくに「賞味期限」を過ぎてしまって、おいしいマティニを飲むためには逆浸透でろ過したきれいな水で作った氷が不可欠なので、もう待ったなし。午後3時を過ぎた頃にバケツにフィルターを3本入れたお兄ちゃんが来て、手際よくキッチンシンクの下に取り付けてあるろ過装置のフィルターを交換。リクエストメールを送ったときに必要なら逆浸透膜も取り替えてと書き添えたんだけど、「膜は5年くらいまで大丈夫だから、次のフィルター交換の時に替えましょう」。そっか、逆浸透膜はそれだけで2万円はするから、必要がないなら無理に替えることないよね。お兄ちゃんの持参したスマホで支払いをして、2万8千円なり。それじゃあ、来年か再来年に、またね。