リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

夫の在宅勤務で苛立っていたら先が思いやられるよ

2022年12月04日 | 日々の風の吹くまま
12月3日(土曜日)。🌥🌤。少しは気温が少し上がって来た感じかな。きのうの朝はすごく冷え込んで、バンクーバーでは最低気温がマイナス5.7度を記録して、68年ぶりにこの日の新記録を樹立。我が家のバルコニーでもマイナス3.8度だったから、地面ではマイナス7度くらいだったのかな。カレシが子供だった1950年代はかなり寒かったようで、住んでいたぼろ家の水道管が凍るたびにパパが床下に潜って、近所中に聞こえる大きな声で悪態をつきながら融かしていたそうな。いくら西岸海洋性気候で冬が比較的温暖なバンクーバーでも1度や2度は大雪や寒波があるもので、去年はクリスマス前後に最低気温がマイナス15度くらいまで下がって大雪だったし、14年前にはクリスマス前からドカ雪が続いて、郵便配達もごみ収集も2ヵ月くらい途絶えたことがあった。メトロバンクーバーでのホワイトクリスマスの確率は平均して9%だそうだけど、今年はもっと高そうだなあ。

まだセミ断食中なので、普通の朝ご飯にスープとパンのランチ。カレシが「ランチはスープがいい」と言うので、今日はSimply Delishのヴィーガンのチャウダーミックスに貝類の冷凍ミックスとポテトとトマトを加えて煮込んだら、3回分のランチができて、冷凍しておくスペースがなくなっちゃいそう。あしたはえびチャウダーにして、残り1回分だけ冷凍しておくか。午前中は洗濯をして、ランチの後で明日の晩ご飯になる焼き豚をスロークッカーに仕込んで、朝と昼の食器と一緒にレンジの五徳とレンジフードのフィルターも食洗機に入れて、レンジとシンクとレンジフードの徹底掃除。床掃除の明日は終わったらクリスマスツリーの飾りつけを始めようかな。クリスマスカードも明日がんばれば月曜日に道路向かいの郵便局に持ち込めるかな。いやぁ、忙しいったらないけど、乾いた洗濯物を片付けたら、後はのんきに遊んでいられるのがリタイア暮らしのいいところ。

特に断食の土曜日は晩ご飯のしたくがないから、遊びの時間がたっぷり。アーカイブ(現在2007年1月分)のクロスワードパズルをちょこちょことやって、飽きたら小町横丁の散歩。相変わらずお金と結婚と夫婦関係の悩みが溢れていて、婚活とやらで条件にかなう相手がいないと悩み、これはと言う相手が見つかってもこの人でいいのかと悩み続け、付き合っていても不安、不安と悩み、結婚したらしたで家計や家事の分担で悩み、義家族との付き合いに悩み、と、世に結婚にまつわる悩みの種は尽きまじと言うところ。トピックのタイトルを眺めていて興味を引かれたのが『いつまで続く夫の在宅勤務』。コロナで60歳の夫が2年前から在宅勤務になり、それが65歳の定年まで続くことが決まって、50歳の奥さんはもう「ヘトヘトです」。何でヘトヘトなのかと思ったら、夫は3食付きで365日家にいてひと部屋を占拠し、小学生の子供がいて部屋の余裕がないため、ひとりになれる空間がなくなってしまって「もう限界」。まあ、たしかに日本の住宅事情は在宅勤務に向いてなさそうだけど、でも、何だか夫が出勤して子供が登校した後は自分だけの空間だった家に夫が入り込んで来て目障りだと言っているように聞こえるなあ。夫氏は1日のほどんとの時間を占拠している部屋で仕事をしていて、朝から晩までトピ主の視界の中をうろついているわけじゃないだろうから、姿が目に入らなければいないのと同じってことにならないのかな。はて、よくわからない心理だけど、在宅勤務はただのきっかけで、もっと深い問題がありそうな感じ。

我が家は2人揃って在宅歴が22年。元々住宅事情が違うけど、カレシが早期リタイアしたときは、その前から旧居の地下室の広いスペースをオフィスとしてシェアしていたので、同じ空間で過ごす時間が増えただけ。寝室が3つあるマンションに住み替えてからは、(ワタシはまだ現役だったので)オフィスを分けることもできたけど、あえて一番小さい寝室を共有オフィスにして、2人のパソコンの間を大きなコルクボードで仕切って独立したバブル空間を作っただけで、毎日朝から晩まで一緒。それでも互いの顔もパソコンの画面も見えないこのバブルがワタシにとってもカレシにとっても「ひとりになれる空間」になって、それぞれがヘッドフォンでまったく違う音楽を聞いていたりする。オープン設計だからオフィスとキッチンの視線がつながっていて、ワタシがキッチン、カレシがオフィスという場面ではお互いの姿が見えるし、住み替えまではほぼワンオペでやって来た家事だって、2人在宅だからって労働量が2倍になったわけじゃない。だから、何でそんなにカリカリ、イライラしてヘトヘトになっているのかよけいに不思議なんで、根本原因は夫婦関係のもっと深いところにあるんじゃないかと思うわけ。だって、夫氏がこのまま在宅勤務を続けてリタイアしても「365日家にいて3食食べる」という今のパターンは変わらないわけで、これって、結婚ウン十年の夫婦のごく平均的な老後の日常生活じゃないのかな。つまりは、夫が在宅なだけでイライラするってのは、どこか深いところに「夫婦の問題」がありそうってことだよね。