リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

洋の東西を問わず12月は東奔西走の季節

2022年12月02日 | 日々の風の吹くまま
12月1日(木曜日)。🌤⛅。寒いっ。朝のバルコニーの温度はマイナス2度で、ルーフデッキに積もった雪は凍り付いてカッチカチ。ちょっと開けたパティオドアから足を突き出して、かかとでどんと叩いたら、水しぶきならぬ雪しぶきが舞い上がったけど、穴は開かない。まあ、地熱のある地面と違って、高層階のルーフデッキはコンクリートだから、一度積った雪はなかなか解けてくれなくて、世間が雪のことなんか忘れた頃になってもまだ我が家の外はいつも雪景色のまま。あぁ~あ。ごみを出しに行った帰りに一緒になった隣のジャネットに(角ユニットの端から端までL字形に90平米あるルーフデッキに)どれだけ積もったか聞いたら、「そんなに降らなかったわ。全部おたくの側に積もったみたいよ」。彼女のルーフデッキは我が家のとひと続きなので、東風が運んで来る雪は間の背の高いパーティションの我が家側で立ち往生しちゃったわけか。あはは。


フレーザー川上流~東の方

フレーザー川下流~南の方

今日の「やることリスト」のトップは、銀行で私たちの老後の虎の子を運用管理してくれているポートフォリオマネジャーのトニーに、カレシとワタシの個人年金口座(RRIF)からの払出しと非課税貯蓄口座(TFSA)への振り込みについて指図のメールを送ること。私たちの資産で自動相続権付きの共同名義になっていないのは税法上それができないRRSP/RRIFとTSFAだけで、積み立て額を所得控除できる退職金貯蓄口座(RRSP)は、71歳になる年までにRRIFに切り替えて、毎年一定の割合を「個人年金」として引き出す決まりなっていて、年金として月割りにしてもいい。私たちは公的年金で十分足りているので毎年12月に一括払いで共同名義の投資口座に入れて、そこからそれぞれのTSFAにその年の限度額いっぱい入れてもらっているけど、今回はワタシの分を貯蓄口座に入れてクルーズの料金に当てようというわけで、貯めたお金が投資市場でウハウハ楽しんでいないのなら、私たちが楽しいことに使ってやろうじゃないのというのが私たちの資産活用方針。

メールを送ってから、がっちり冬支度をしてウォーキングに出かけたら、ロビーで管理組合の理事会の面々が集まって、にぎやかにクリスマスツリーの飾りつけをしているところ。ああああ、とうとう12月になっちゃった。我が家も地下駐車場のロッカーから出して来てあるツリーを飾らなくちゃ。お歳暮の注文を出さなくちゃ。クリスマスカードも送らなくちゃ。カードに添える手紙も書かなくちゃ。来週は火曜日に病院の心臓クリニックでカレシの「ストレステスト」があるし、翌日はArts Clubのシーズン4作目のオープニングナイトだし、再来週の日曜日はイーディスとデイヴィッドの家でランチに招待されているし、その次の日はArts Clubのファンドレイジングを兼ねてのクリスマスショーがあるし、のんびりなんかしていられないなあ。うかうかしていたらクリスマスが来てしまいそう。いやはや、何だか急に忙しくなって来た。師走というくらいで、1年の終わりに向けてやたらとあたふたするのは洋の東西を問わずってところ。

午後にトニーから電話が来て、資金移動の詳細を確認。株価が乱高下して騒いでいるけど、ワタシの虎の子は今年のベースラインより少し減っただけだったねと言ったら、「大きな割合を占める債券投資ファンドが2ケタの利益を出しているからだよ」。へえ、今の債券市場はあんまり魅力がないと思っていたけどな。まあ、元から投資先の60%は債券で、株は30%、プライベートファンド10%という(トニーに言わせると)ごく手堅い構成になっているので、大もうけはできないけど、大損をするリスクも小さい。来年はちょっとした不況になるだろうけど、インフレは峠を越して、株式市場は強気に戻ると予想されるというのがトニーの見立てで、私たちの老後の虎の子も楽しい思いができるのかな。鳴かず飛ばずでうじうじしていたら、私たちが鳴かせて飛ばしてあげようじゃないの。


今夜は冷え込みそうな色合いの夕暮れ~北の方

市のクリスマスツリーが点灯