リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

やっぱり地震だった!

2015年12月30日 | 日々の風の吹くまま
今日は朝からラジオもテレビもゆうべの地震のニュースでもちきり。寝る前にバルコニーの
気温をチェックにキッチンの外れの棚においてあるワイヤレス温度計を見に行ったとたんに
周りでガタガタッ。あまりにも突然だったので反射的に悲鳴を上げてしまった。慌てて飛んで
来て「どうしたんだ」と聞くカレシに地震だと言ったんだけど、「物音は聞いたけど何も感じな
かったぞ」。う~ん、揺れなんか感じなかったと言われると、ワタシも揺れたかどうかあんま
り自信がない。ほんの2、3秒のことだったし・・・。

カレシが「全然揺れてなかった。地震じゃないよ」と主張するので、旧居から持って来た小さ
い冷蔵庫が止まるときにガタガタと振動することがあるから、その音に驚いて過剰反応した
のかもしれないと思い直したけど、地震王国で生まれ育ったワタシの直感は半信半疑のま
ま。ベッドに入っても神経が高ぶって良く眠れなかった。午前8時前に起きてテレビをつけた
カレシが「お~い、キミが感じた通りだったよ。あれは地震だったんだ」。起きてもまだ揺れた
と主張できる自信がなかったんだけど、そっか、やっぱり地震だったんだ・・・。

発生時刻は午後11時39分。マグニチュード4.7。震源地はバンクーバー島ビクトリアの北
(バンクーバーの西南約90キロ)で、震源の深さは60キロ。津波の恐れなし。建物やインフ
ラの損害や負傷者の報告もない。揺れたかどうか定かでなかったのは震源が近かったから
かな。でも、あちこちのセキュリティカメラの映像を見ると間違いなく揺れている。ワタシには
ほんの瞬間的な衝撃のようだったけど、家が揺れたという人もいれば、建物に大型車両が
衝突したと思ったという人もいるし、感じ方は場所によってずいぶん違うもんだなあ。

まあ「ちょっとした地震」だったわけだけど、緊急番号の911番には地震の直後から15分
の間に250件もの電話があって、赤ちゃんが急病で救急車を呼ぼうとしたら回線が塞がっ
てつながらなかったケースがあったらしい。ほとんどが「地震があった」、「今のは地震です
か」といった緊急性のない内容だったそうだけど、どういう思考なんだろうな。そんなのツィッ
ターにでもつぶやけばいいのに。まあ、それがSNS時代の先端を行く人たちの「報告しなく
ちゃ」衝動の現れなのかもしれないけど、それでもどっかで思考がずれまくっているような感
じが・・・。