リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今から楽しみな昭和っぽい日常

2015年07月06日 | 日々の風の吹くまま
猛暑が少し緩んで、煙たさも薄れた感じ。ゆうべは大気の質が健康に及ぼすリスクの程度
を示すAQHI指数が「きわめて高い」の12に達して、(心因性らしいけど)慢性の咳で喘息
症状が出るワタシには危険なレベル。常時換気装置を止めておいて正解だった。今日はま
だ空が灰色だけど、AQHI指数は4で「中程度」の最低レベル。ほっとして換気装置を始動し
たら、何となく煙臭くなって来たので慌ててまたオフ。テレビではマスクをした中国系の人た
ちが公園で太極拳をやっていた。ま、待望の海風が吹いて来たそうだから、あしたは外に出
て深呼吸できるかな。

ジムと娘婿のロブが土曜日にチッパーやフリーザーを取りに来るはずだったのが、急遽明
日来ることになって、慌ててフリーザーの掃除。あるものを食べるようにしてだいぶ空にした
けど、底の方にはいつからあるのか見当もつかないものがどっさり。冷凍焼けで正体不明
になったものもある。今月から有機ごみ(調理ごみや食べ残しなど)を普通ごみに混ぜると
罰金を取られるようになったので、汗だくになって紙の買い物袋3つに入れて、ガレージの
外に出しっぱなしのグリーンごみの容器にどさっ。しっかり蓋をしたけど、収集日は金曜日
だから、それまでにこの暑さで腐っちゃうだろうな。そうなったら野生動物も敬遠するだろう
けど。

もったいない話だな、ほんと。食べ物を無駄にしちゃいけないことは重々わかっているけど、
フリーザーはかなり深いので、底の方になるとつい忘れてしまう。つまり、Out of sight, out
of mindってことで、日本語では「去る者は日々に疎し」と言うけど、直訳すれば「視界の外
は心の外」。見えなくなったものは存在さえ忘れてしまう。でも、あれもこれもと大量買いして
は冷凍保存していたのは、仕事が忙しくて頻繁に買い物に行けなかったという(言い訳的な)
事情がある。引っ越したらスーパーは徒歩3分。持って行く小さい方のフリーザーに本来の
冷凍食品を保存することにして、午後のちょっとした時間で2、3日分の食材を買えば良くな
るのが楽しみ。

何か毎日のように買い物かごを提げて近所の商店街に出かけていた母の姿が思い浮かん
で来るけど、あれはまだ冷蔵庫さえ一般的でなかった昭和の時代。まだ「戦後」だった時代
で、庶民は経済的な余裕がなかったから、買い過ぎて無駄にすることもなかったんだと思う。
そんな昭和っぽい日常が「新たな始まり」と共に訪れるって、何だかすごく楽しみ・・・。