リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今から大学で勉強するとしたら

2014年07月15日 | 日々の風の吹くまま
今日はぼけっと眠い。咳止めの主成分は眠気を催すことが多いらしい。寝るときだけ飲ん
でいるのをそろそろ止めてもいいかなと思ったけど、横になるとすぐ気管がひくひくし始める
ので、まだ時期尚早らしい。胸焼けがなくなったので、胃酸の逆流が必ずしも咳の直接の原
因ではないとしたら、後鼻漏かもしれないし、自覚していないストレスかもしれない。まあ、
自分の身体は日ごろ体調の変化を客観的に観察しているワタシの方が誰よりもよく知って
いるつもりだけど。

夕食後のひととき、「時間ができたら、また大学の勉強をする気はある?」とカレシ。藪から
棒に何なの?「大学に行かないのはもったないと思うんだ」。ま~たそんなこと。「本気だよ。
もったいないよ」。ま、今さらどうでもいいんだけど、大学の通信教育に2度挑戦して、2度挫
折した。フルタイムで仕事をして、家事もひとりでぜ~んぶやって、それから勉強。レポート
の時間がなくて、オフィスで昼休みに書いたっけ。3度目は仕事に追われてやる気が失せた
し、何でも屋のワタシには翻訳作業そのものが勉強、勉強だから、もう大学はいいよ。絵や
演劇のような楽しいことをつまみ食い勉強する方が性に合っているもの。

「でも、大学に行くとしたら、どんな勉強をしたい?」と食い下がるカレシ。そのときふと閃い
たのが「歴史」。そうだ、歴史を勉強したい。人類が人類になってからの世界の歴史。「歴史
は金にならない学問だよな」。だから、政治学とか経済学とか社会学とか専門知識っぽい分
野に細かく分けているんじゃないの?「でも、バカのひとつ覚えと言うけど、専門家になるほ
ど物を知らないよなあ」。まあ、人間の学習能力には限界はないと思うけど、今の時代は知
識と情報が溢れかえっているもんで、何かの専門家になった方がジェネラリストになるより
ずっと楽なのかもしれないよ。それに、大学だって教育ビジネスなんだしさ。

就職などはもうワタシには関係ないから、大学に行くなら純粋に歴史を勉強したいな。この
地球上の人間世界の歴史を俯瞰して、何十万年もかけて進化して来て、「文明」を築いたは
ずの人類がどうして未だに人種や信条、性別、思想、社会観、人間観が少し違うというだけ
で、上は民族や国家から下は個人まで、殺したり、憎んだり、排除したりし続けるのかを知
りたいから。なんか茫洋としていて、また挫折するかもしれないけど・・・。