リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

体質が合う、合わないって?

2014年07月13日 | 日々の風の吹くまま
暑いなあ。午後3時、日陰のポーチで28度。でも、この猛暑は今日がピークらしい。でも、
炎天下に出なくても、暑いというだけで何か疲れた感じなのは、やっぱり年のせいかな。ま
あ、涼しいオフィスでさっさと仕事を片付けて、月曜の朝の日本に納品。オフィスのある半地
下は涼しいと言ってもサーモスタットを見れば外とほぼ同じ27度。同じ温度でも室内では涼
しく感じられるのは湿度が違うからかな。

ファイルを送って、さてワタシの週末。ふらっと(いつも熱い)小町横丁の散策。「日本より外
国の方が体質に合う」人の話を聞きたいというトピック。「外国はこうだから/日本はああだ
から」(自分には)外国の方が合うといった書き込みが多いけど、この手のトピックで必ず出
て来るのが外国が合うと言う日本人に噛み付く人。「日本より生きやすい」というのは単な
る思い込みで、現地人や現地在住の日本人に「変な人」と評されているの知らないでいる、
と。は?自分の国の方が生きやすいと言う外国人を変人扱いする国って、どこ?カナダ人
だったら「わかる、わかる」と頷いて肩をポンポンしちゃうけど。もっとも日本では日本好きの
外国人を「変な人」と評するとは聞いていたけど・・・。

人間、地球上のどこであれ一番自分らしく生きられて、心から自分は幸せ!と思える国を見
つけたらそこが一番合うところなんだと思う。毎年の翻訳会議で会う日本在住が長い欧米
人同業者にも、どう見ても典型的な日本のおじさんになった人もいれば、半生以上住んで
いても未だに「どうして日本(人)は~」と愚痴っている人もいるから、日本人にだって、典型
的な「現地人」になる人と何年住んでも「どうして○○人はこうなんだ!」と不満だらけの人
がいてもおかしくはないな。現にワタシの「仮想的半径5メートル(ネット)」の範囲にも、「どう
してこの国(人)は」と愚痴る人と「どうして日本(人)は」と愚痴る人と両方いるもの。

要するに、何であれ「体質」に合う/合わないは個人の内面的な感覚だから、日本に生ま
れて育ったんだから必然的に日本が一番その人の「体質」に合う(はず)と言うのは、それこ
そ「思い込み」だと思うけどね。まあ、ひとっところに40年も住めば、体質に合う/合わない
はどうでもよくて、その土地の文句ばかりになるもんだけどね。