arudenteな米

食と映画感想とその他もろもろ個人の趣味と主張のだらだら日記

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ALWAYS 三丁目の夕日

2006年12月02日 | 映画
ALWAYS 三丁目の夕日

2005年(東宝)

監督 山崎貴

≪ストーリー≫
昭和33年、東京下町の夕日町三丁目。ある日、鈴木則文が営む自動車修理工場・鈴木オートに、集団就職で上京した六子がやってくる。しかし、思い描いていたイメージとのギャップに、少しがっかりした様子。その鈴木オートの向かいにある駄菓子屋の店主で、しがない小説家の茶川竜之介。彼はひょんなことから、一杯飲み屋のおかみ・ヒロミのもとに連れてこられた身寄りのない少年・淳之介の世話をすることになる…

原作漫画が好きな自分としては配役の改変や予告等でげっそりして「DVDでいいや」と思っているうちにTV放映での鑑賞になりました。

映画としての出来は悪くないが原作よりあざとさが増しているのとレトロの解釈の違和感が凄く気になりました。
続編も出来ると言うがどんどん原作から離れていく改変を続けなきゃいけないので脚本は大変だろうといらぬ心にも無い心配をしています。

いまさらネタバレのある感想を下に







原作を読んだ人がかなりの割合で吹っ飛んだだろう茶川先生の若返り、六さんの性転換なのですが映画を見て鈴木オート社長の性格の変更やタクマ先生の微妙な恰幅の良さやお富みさんとヒロミを合成した事もかなり驚きました。

原作通りやればベタになりすぎるのもあるので改変や脚色自体に文句をつける気は無いのですがまったく別物なので漫画の「夕焼けの詩・三丁目の夕日」は「原作」でなく「原案」くらいでしかないと思います。

素直に言えば映画は出来自体は悪くない。
しかし逆にオリジナルタイトルがつけれなかったのか?
「ALWAYS」だけでも良かったんじゃないかとも思います。

それとどーにも汚い物が多すぎる。 レトロ・アンティークは最初からレトロだったわけでもなくアンティークだったわけでもない。
TVでやった「ちびまる子」は安っぽく綺麗で変だったがこちらは妙に汚すぎる気がした。
今はレトロだが当時モダンな最新デザインの新製品が古ぼけすぎている気がする。
なんというか貧乏臭いのを全面に押し出しすぎていかにも「懐かしの泣きの人情話しますよ~」と押し付けられている気がする

東京タワーが見える範囲であれだけ下町っていう原作とは違う架空の三丁目にもかなり違和感を覚えた。

この映画は「邦画の良さ」という意味では非常に良かったとは思う。
しかし原作の映画化という意味では自分の中ではかなり落ちます。

夕日町という原作でさえ時の止まったようななつかしさの夕日のきれいな場所という意味での町が表現されてなくただの貧乏下町だと言う事が一つ、
原作にあったノスタルジックと愛以外のファンタジーの欠落
キャラクターの年齢・性別・性格の改変がこれ一本ならともかくその為に続編の先が読めること。

「男はつらいよ」でも1作目に妹・さくらを結婚させたので内容が変化していった歴史を考えると原作しばりが若干でもある作品では変えすぎはかなり後々尾を引くと思う。

自分が続編を予測するに原作の六さんの妹の上京する話と茶川とヒロミのヒロミの実親探しの話がメインの骨組でそこに六さんの窃盗疑惑や鈴木妻の敗戦直後の初恋の話、郵便配達夫の実母引取りの話やコメディとして商店街の男達の競馬の話、コロッケ戦争、後は涙モノとして台風でのタクマ先生の娘の霊の話、種まき早朝マラソンの話なんかが改変されて挿入されるんじゃないかと思う。

そして三丁目の怪人X関連や甘党の猫、テキ屋の話なんかは微妙に使われない…そんな気がします。

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2 コメント

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録画してまだ見てません (紫月 聖)
2006-12-03 02:20:10
昨年は賞を総なめでしたね。
役者としての吉岡君は大好きです。
ただ、小雪さんは昭和っぽくない…(確か唯一賞も逃してたか)
凄い人気だったから見たかったのだけど、
ついつい逃して、私もTV放映。
まだ見れてませんが。
って、最近、見れてないの連発です^^;
また見たら報告しにきます~♪
TV局主体の賞 (arudenteな米)
2006-12-03 20:00:47
・ 紫月 聖 様

最近の賞は公平性にすごく欠けるので権威になりませんよね。

原作を知らない人には昔の東宝・松竹な内容で逆に新しかったかもしれません。

自分は「未来は過去の中にある」という作品はあまり好きではありませんね。

キャッチコピーの「携帯もパソコンもTVもなかったのに、どうしてあんなに楽しかったのだろう。」

決してモノがなかったわけで無く(三種の神器買えてるし車も持っている鈴木家)今と比べる自体が変だと思います。

自分は映画を観て貧乏とも思わなかったし、人情劇としては並以上には出来てはいると思いますがノスタルジーの過剰な押しつけや流行は苦手です。

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