ライラと仲間たち

いろいろな生き物と暮らす楽しくて大騒ぎな日記です。

こっちも後絶たない

2019-05-21 | 野生動物救護
私は、犬の保護活動と、野生動物救護活動の両方に係ってるけど、
ご承知のように、犬の保護は、後を絶ちません。
保護して、ケアして、素敵な里親様にバトンタッチしても、
次から、次へと、保護しなくちゃならない子達が出て来る。
日本のペット産業業界の在り方自体が間違ってるんだから
当たり前なんだけど、目の前にいる子達を、まず助けるのが
精一杯、てのが現実です。
でも、それでやった気になって満足してちゃいけないんだよね。
事あるごとに、声を出して、保護活動の現実を訴えていかないと。
同じように、野生動物救護の現場でも、保護動物は、後を絶ちません。
特に、これからは、野鳥のヒナが孵り、巣立つ季節、今日のような
大雨や強風で巣が壊され落ちてしまった巣内ヒナ、巣立って、飛ぶ練習を
始めたのに、迷子? 可哀そうって、善意で保護されちゃう子、
次から、次へと運び込まれて来ます。


これは、巣が強風で飛ばされ保護されたシジュウガラの巣内ヒナ。




こういう子達は、保護してくださいね。
放って置いたら死にますよ。
ダンボールに入れ、湯を入れたペットボトルで保温して、直ぐに保護施設へ
運んで下さい。
神奈川県なら、私達、厚木七沢にある自然環境保全センター、または各動物園で
受け入れてくれます。
あ、動物病院でも、受けてくれるとこあるので、一応聞いてみるのも良いかも。
でも、どこも、怪我してなくピョンピョン地面を飛んでるような子は
巣だって、飛ぶ練習をしているところなのです。
こんな子は、絶対保護しないで下さい。
巣だった鳥は、直ぐに格好良く大空に飛ぶ立つわけではありません。
何日か掛けて、飛ぶ練習をして育っていくのです。
そう言う子を見掛けたら、練習の邪魔をせず、そっとしておいてあげて下さい。
もし、車の往来が激しかったり、猫やカラスに狙われそうだったら、
近くの茂みに、そっと移してあげて下さい。
これって、結構難しいんだよね。
何故なら、皆、優しいから、心配になっちゃうんだよね。
大丈夫かなあ・・・、一人で生きていけるのかなあ・・・ってね
でも、それが野生で生きるということですから。

と、こちらは、人間との共存の中で、傷ついてしまったフクロウ



作物に張り巡らされた防鳥ネットに絡んでしまってました。
最近、フクロウの保護が増えてます。
一時は、ほとんど見かけなくなってしまってたけど、最近になり、個体数が
増えてきているのだと思います。
多くの人が、巣箱を掛けたりして、保護に努めてきた結果だと思うけど、
同じ面積の中に個体数が増えるわけだから、エサを求めて人里へ降りて来る。
この子も、多分、畑に出没するネズミを狙って来たのでしょう。

これが、絡んでいた防鳥ネット



良く見て下さい。赤い線に巻き付いてる金の線が見えますか?
これ、電流が流れるんです。
幸い、その日は電源を切っていたので大惨事にはなりませんでしたが、
もし入っていたら、と思うと、ぞっとします
一生懸命作った作物を荒らされるのは我慢ならないという人の気持ちも解ります。
限られた敷地面積の中で、人間と野生動物が共存していく難しさ、問題点、
特に、神奈川県のように人の生活圏と野生動物の棲む自然とが近い、
入り組んでる地域では、大変なことです。
公園に花を植えたり、街路樹を綺麗に植えたりするだけじゃないんだよね。
豊かな水が土壌を育て、微生物を育て、植物、昆虫、野鳥が生息し、
アナグマ、テン、野うさぎなどの野生動物が生息する食物連鎖の成り立つ自然、
それを維持していくには、どうすれば良いのか、常に考えていかないと、
いけないと思うのです。
自然を壊すのは簡単だけど、修復するのは、大変なことだから。

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