ライラと仲間たち

いろいろな生き物と暮らす楽しくて大騒ぎな日記です。

動物フェスティバル

2011-10-17 | 野生動物救護
昨日、鎌倉由比ガ浜で開催された「動物フェスティバル2011in湘南」に行って来ました。
て、言うか、所属するNPOが野生動物救護の普及啓発活動で出展したので、
一員として参加してきました。


何十年ぶりに乗った 江ノ電。 小学校の遠足以来かも
今でも単線でした。





朝のうちは雨が心配されましたが、振ることも無く、
それどころか強い日差しで日に焼けてしまったあ
会場は由比ガ浜の海岸沿いなので、強い潮風を受けて日に焼けるからたまりません。

でもNPOとして、この秋最初のイベント、全員、力が入りますし、
来場者も、ものすご~く多かったので遣り甲斐がありました。


私達のブースにエデュケーションアニマルとして参加したツツドリの《るん》ちゃんと
メジロの《次郎》くんです。
窓ガラスへの衝突で変更感覚を損傷したり、骨折したりしているため
野生復帰が出来ず、野生動物救護ボランティアさん宅で長期飼育されている子達です。




この子は事故で後足を損傷してしまったタヌキの《小太郎》くん。




この子たちのように、きれいな景色が映り込んでしまう全面のガラス窓に衝突したり、
交通事故で傷つく子、外猫や野良猫に襲われたり、釣り針・釣り糸に絡まって命を落とす子、
トラバサミ・カスミ網のような不法な罠に掛かり傷つく子など、人間との共存の中で、
傷ついてしまう子たちの現状を知って貰いたいと思います。

人間が、ちょっと気をつければ防げること・・・窓ガラスにカーテンを掛ける、
運転中は動物が飛び出すこともあるんだと気を付ける、猫は家の中で飼う、
釣り針・釣り糸は捨てずに持ち帰るなど、決して難しいことではありません。

私がボランティアをする神奈川県自然環境保全センターでは年間約700羽(頭)の
野生動物が保護されてきます。
この数は、傷つき、人間に見つけられ、保全センターに保護された数ですから、
実際にはどのくらいの数の野生動物が傷ついているのでしょうか?

見えないところで傷つき、命を落としていく数のことを考えると、私達一人一人が
もっと真剣に考え、心に留める必要があるのではないでしょうか?

私に出来ることは小さなことだけど、傷つく野生動物を一羽・一頭でも減らしたいとの
思いから、地道にず~っと活動を続けて生きたいと思います。


て、ことで、久しぶりに《すみれ》の写真。
本当は今年の動物フェスティバルは《すみれ》と行くつもりだったんだけど、
今の体調では、無理だものね。
来年は行けるように頑張ろうね









コメント
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