３．１１ あれから３年

あの忌まわしき日から3年が経った。
３年も経っているのに一向に復興の進まないのは、政治の責任だ。
耐用年数2年の仮設住宅から出られない人達の窮状は最優先で解決しなければいけない。
復興で甘い汁を吸おうという輩を排除しないかぎり、被災地・被災者の再興はすすまない。

「東北の玄関口」の上野では、復興支援に本格的に取り組むという。
チャリティー・寄付だけではなく、東北の産品を消費するという本質的な応援の仕方で、一過性のイベントで終わらせないように、専門組織を立ち上げて様々な取り組みをおこなっていくという。
素晴らしいことだ。
産地偽装などないように、純粋に推進してほしい。


この活動の一貫で、松坂屋上野店で東北物産展が開催された。
期間は、3月5日(水)～3月11日(火)の７日間である。
最終日の3月11日に訪問した。
平日だからそれほど混んでいなかった。

まずは腹ごしらえで、女川丼の「魚屋　岡清」に行ってみた。
テレビでも紹介されただけあって、長蛇の列ができていた。
隣の喜多方ラーメン「まるや」のほうは幾分空いていたので、こちらにした。
味はまあまあ。

腹ごしらえした後、店内を見て回った。
購入したのは、宮城の「いわしハンバーグ」と「復幸缶詰」、青森のニンニクと「ニンニク餃子」、山形の漬けもの、会津のあんぽ柿と「田季野のわっぱ飯弁当」。

よくよく考えてみれば、被災地の産品は宮城のものだけだ。
他は便乗商法のような気もしたが、被災者の受入れなどで震災と無縁でもないし、とりあえず良しとした。購入したものの中では、「田季野のわっぱ飯弁当（きのこ輪箱）」がうまかった。
いつか本家を訪問してみたい。

　お気に入り名盤！　オスカー・ピーターソン：The Trio