徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

家の改築 旧家の解体

2014年08月28日 | 日記・エッセイ・コラム

工事は唐突に始まった。
連絡をもらって見に行ったときには、すでに幕が張られ、作業員が家の中に入り込んでいた。
もう近付くこともできない。
数日後には重機が入り、情け容赦なく破壊する。
自分の人生を踏みにじられているような気分になった。
テレビの「ビフォーアフター」で、解体される家を見て涙ぐむ人を見たことがあるが、同じような心境だったのかもしれない。
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年内に完成させるため、決めるものは早々に決め、先を急いだ。
7月中旬には仕様がまとまり、7月末には工事の認可もおりた。
それなのに、工事が始まらない。
解体業者の予定が立て込んでいて、工事に入れるのは8月末になるというのだ。
1ヶ月も間が空いてしまう。
少しでも早めるようにお願いしたが、状況は変わらなかった。

今、建設業の人出不足は深刻化している。
職人が高齢化する一方で、若者の就労が減少しているからだ。
東日本大震災の復興需要に加え、景気回復による民需の増加、さらに、東京オリンピックの特需もある。業界では職人の奪い合いが起きているらしい。
作業が遅れると、回復のための増員ができないため、他の工事も順繰りで遅れるという。
年内に新居が完成するのか、気が気じゃない。

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