徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

「ゆめいろのえのぐ」で描く「坊ちゃん列車」

2020年04月02日 | 日記・エッセイ・コラム

「ゆめいろのえのぐ」は水彩画を描くことのできる無料のペイントソフトである。写真をもとにデッサン画を作り、そこに色を塗っていく。言ってしまえばそれだけのことだが、やってみると意外に難しい。

マウスだけでは苦しく、本格的に使うならペンタブレットが必要だ。写真をもとにしたデッサン画は必要な線がきっちり描けているわけではない。不要な線は消しゴムで消して、足りない線は鉛筆で書き足すのだが、この鉛筆は細い線が書けないので、美しいデッサン画にはならない。あくまでも下書きである。
用意されている色は8色で、それをパレット上で混ぜ合わせて必要な色を作るのだが、なかなか欲しい色が作れない。また、絵具の量や水の量で濃淡が変わってしまうので、同じ色で塗るのも難しい。実際の水彩画もきっとそうなのだろう。

坊ちゃん列車原画
坊ちゃん列車は、」明治時代に松山市内を走っていたSLを復元したものである。夏目漱石の小説「坊つちやん」の中で、マッチ箱のような汽車として登場する。復元した坊ちゃん列車はSLではなくディーゼル車だが、煙突からダミーの煙が出る。車内はガタガタと煩く、シートは板で、おまけにサスペンションがないため尻が痛くなる。乗るよりも見て楽しむ列車だ。実際に松山市内を走る姿はとても絵になる。
坊ちゃん列車水彩画
製作日数1週間、我ながらよく描けている。

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