徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

2月の北海道 札幌雪まつり

2017年02月11日 | 旅行記

小樽から札幌に向かった。
札幌は雪まつりの前日だった。

昨年の夏、旅行の予定を組んだとき、雪まつりの開催日はまだ決まっていなかった。
決まるのを待っていては飛行機の予約が取れないので、2月4日からだろうと勝手に推測した。
予想は外れて、「第68回さっぽろ雪まつり」は2月6日(月)から12日(日)までの1週間だった。
週末を2回入れて、2月4日(土)からの9日間したほうがよさそうな気もするが、いろいろ事情もあるのだろう。
ここまで来たというのに、とても残念だった。
もっとも、前日と開催日の違いは、イベントが行われているかどうかぐらいの差でしかない。
雪像は一部を除いて全て見て回れるし、店もすべてオープンしていた。
静かに見て回るには前日のほうがよい、そう納得させるしかなかった。

大通り公園を西4丁目から12丁目までを歩いて見て回った。
4丁目のSTV広場は、ファイナルファンタジーの巨大雪像である。
「決戦!雪のファイナルファンタジー」というタイトルで、巨大な剣を持って戦うクラウドとセフィロスを描いている。
札幌雪祭り「ファイナルファンタジー」
ゲームが発売されたのは20年前だが、近くフルリメイクされるらしい。
ハイレゾ音源対応7.1chサラウンドシステム導入と書いてあったから、明日からは、この巨大な雪像にけたたましい音声が加わるのだろう。
それにしても、真っ白い巨大な雪像は、コントラストがはっきりしないせいか、とても見にくかった。
夜間、ライトアップされた状態で見るのが一番いいのかもしれない。

圧巻は8丁目の「奈良・興福寺 中金堂」。
この大雪像の制作には、延べ3,800人の自衛隊員が投入されたという。
札幌雪祭り「中金堂」
「奈良・興福寺 中金堂」は、興福寺伽藍の中心となる最も重要な建物で、和銅3年(710年)に、藤原不比等により創建された。
平安時代以降、7回もの焼失、再建を繰り返したが、享保2年(1717年)の焼失後は再建がままならず、放置されていた。
そして今、平成30年(2018年)の落慶を目指して、復元工事が進められている。
落慶よりも1年早く、「雪像で復元してみました」という趣向である。

小雪像では9丁目のピコ太郎が人気になっていた。
よく似ている。
札幌雪祭り「ピコ太郎」
もうひとつは、雪ミク(初音ミク)。
2010年の雪まつりで、真っ白い「初音ミク」の雪像を作ったことをきっかけに誕生した。
それ以来「雪ミク」が主役のフェスティバル「SNOW MIKU」が毎年北海道で開催されている。
雪像はイラストよりも子供っぽい感じだ。


札幌雪祭り「雪ミク」
雪まつりの見学には最低90分は必要と聞いていたが、飲み食いをしなかったので、小1時間程度で見て回れた。
確かに、静かに見て回れたが、静かすぎて面白くなかったかもしれない。

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コメント
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