徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

冬の青森 青い森鉄道

2016年02月10日 | 旅行記

青い森鉄道の八戸・青森間の料金は2,280円である。
ところが、券売機に2,280円のボタンがない。
2,280円以上のきっぷは窓口で買うらしい。
窓口に行ったら、「青い森ホリデーフリーきっぷ」を渡された。
土・日・祝日などの特定期間だけ、普通・快速列車の普通車自由席が1日乗り降り自由になるという。
途中下車の予定はないが、料金は2,060円で正規料金よりも安い。
安くなるのは結構だが、なんだか分かりにくい。
青い森鉄道フリー切符
青森へは、12時13分発の快速大湊行きに乗車し、野辺地で快速青森行きに乗換え、13時43分に青森に着く。
酸ヶ湯温泉の無料送迎バスは14時発なので、ぎりぎり間に合う計算だ。

大湊行きは2両編成のボックスシート車両。
車内は地元客で混み合っていて、相席になった。
席に座ると、さっそく酒盛りである。
大騒ぎするわけではないが、昼間から酒盛りする集団との相席は迷惑だったに違いない。
三沢を過ぎると外の様子が一変、横殴りの雪が吹き荒れる薄暗い雪国になった。

野辺地駅には、「日本最古の鉄道防雪林」と書かれた看板があった。
駅の背後の森がそれらしい。
青い森鉄道野辺地駅
Wikiによると、
防雪林とは雪対策のうち、雪崖、吹雪対策で設置される森林ことで、東北本線の水沢駅・小湊駅間の38カ所に延べ50ヘクタールにわたって植林された。その中で野辺地駅周辺に残るものが1960年に「野辺地防雪原林」として鉄道記念物に指定された。

野辺地からは、1両のボックスシート車両になった。
ここも混み合っていた。
酒盛りは野辺地までに終わっていたので、青森まではおとなしく車窓を楽しむことにした。
海沿いを走っているはずだが、海が確認できたのは浅虫温泉のあたりだけだった。
景観のよい場所も賑やかな場所もほとんどなく、フリーきっぷの使い道に首をかしげてしまった。

お気に入り名盤! マル・ウォルドロン:Left Alone


 

コメント
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