花の少ない冬の庭で最初に咲き始める花がクリスマスローズ。2月から5月までと花期が長く、丈夫なので人気があります。”クリスマスローズ” は本来原種のニゲルを指すもので、ヨーロッパで花の少ない12月末、クリスマスの頃にバラのような白い花を咲かせることからこの名前が付きました。原種はバラ科ですが、日本で売られているクリスマスローズはこれとは違うキンポウゲ科。花期も原種より遅いので、クリスマスには間に合いません。
新しい品種が次々とできるので、一体何種類あるのかわかりませんが、一重のもの、八重のもの、縁どりのあるものなど様々で、バリエーションが楽しめるのもこの花の魅力のひとつです。蕾は地面から直接出ます。品種にもよりますが、大抵は花が葉の陰にうつむき加減に咲きます。その姿がまるでシャイな女の子みたいで、その奥ゆかしい感じがまたいいのです。
花色はピンク、白、紫がありますが、どの色の花も種ができる頃にはグリーンに変わります。自然交配でどんどん新しいものができる上に、発芽率が大変高いので、こぼれ種からすぐに芽が出て育ちます。でも花が咲くまでには数年かかりますので、どんな色の花が咲くのか気長に待つ必要があります。それでも、ある日庭に可憐な花を見つけたときの喜びはひとしおで、愛好家が多いのも頷けるのです。
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