イタリアの食材を扱っている「PIATTI」の岡田氏が販売会を兼ねて時々行うパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズのカッティング・イベント。
今回も40kgを越えるパルミジャーノをまるごと1個持ってきて、観客の前でチーズの「解体ショー」を行った。
使うのは画像にあるようなさまざまな形のくさび。これでチーズの外側から徐々に切り目を入れていき、最後は手で割るという伝統的な手法でチーズをカットしていく。
こうやって昔ながらの道具を使って少しずつ小さな塊にしていく方がチーズに負担がかからず、チーズの味わいや状態も良いままで保てるとのこと。
切ったものはすぐに真空パックをして、これで2ヶ月ほど保存出来るけれど、ちょっとその場でつまんだフレッシュなカッティングしたばかりのパルミジャーノも、ナッツや栗などの香りが感じられて味わいもとてもリッチ。かけらをそのまま食べるか、バルサミコなどをちょっとかけても美味しい。
日本で売られているものは小さくスライスされたものが多いけれど、もし少し大きめのものを見つけたら、ぜひパルミジャーノ専用のアーモンドナイフやフォークなどを使って、切るのではなく砕いて食べてほしいという岡田氏。他にも美味しいシチリアの食材などをたくさん扱っているので、機会があればPIATTIのWebもチェックしていただけると嬉しい。