チーズ検定も近いので、今週は少しチーズの話を。
先日、チーズ売り場で偶然見つけたのが、この季節限定のチーズ「さくら」。
熟成した白カビチーズに見えるけれど、実は表皮の白はカビではなく酵母。
熟成も2週間ぐらいと短いので、フレッシュな味わいとほろほろと崩れるような組織が特徴。
桜の葉を巻いてあるので、桜餅のような香りとしょっぱさ、チーズの酸味が合わさって
とてもデリケートで「日本的」な味わい。
山のチーズオリンピックでも数々の賞を獲得し、洞爺湖サミットでは各国首脳の集まる晩餐会に供されたというこのチーズ。
今はまだ若い雰囲気だけれど、冷蔵庫に入れておいても少しずつ熟成するということなので、時間をかけてどのように変わっていくかも楽しめそうで楽しみ。
販売数も限られていて期間も5月までなので、お花見など春のイベントにでも持っていってロゼや泡などと一緒に味わってみたい。