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スーちゃん、別れ告げる録音「天国で役立つことが務め」

2011年04月26日 | 芸能ニュースインターネットより
スーちゃん、別れ告げる録音「天国で役立つことが務め」
2011年4月26日(火)00:14
 元キャンディーズの「スーちゃん」、田中好子さんの葬儀が営まれた東京都港区の青山葬儀所で25日、田中さんの「幸せな、幸せな人生でした」「もっともっと女優を続けたかった」などという声が流れ、集まった約2100人のファンや関係者の涙を誘った。

 3月29日に録音し、夫の小達一雄さんに託していたもの。最後にあいさつに立った一雄さんが、田中さんの女優としての「第2章」の始まりを告げると、田中さんの声が普段よりゆっくりした口調で響き、場内は驚きに包まれた。

 元キャンディーズの「スーちゃん」、田中好子さんの葬儀が営まれた東京都港区の青山葬儀所で25日、田中さんの「幸せな、幸せな人生でした」「もっともっと女優を続けたかった」などという声が流れ、集まった約2100人のファンや関係者の涙を誘った。

ランさん、ミキさん大好きでした 田中好子さん録音全文
 3月29日に録音し、夫の小達一雄さんに託していたもの。最後にあいさつに立った一雄さんが、田中さんの女優としての「第2章」の始まりを告げると、田中さんの声が普段よりゆっくりした口調で響き、場内は驚きに包まれた。

 死を覚悟していた田中さんは、東日本大震災の犠牲者を悼み、「私も一生懸命病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でもその時は必ず天国で、被災された方のお役に立ちたいと思います。それが私の務めと思っています」と語った。

 葬儀の始まった午前11時には晴れていた空が、別れの時が近づくにつれてにわかに曇り出し、激しい雨がさっと降った。田中さんの声が流れる頃にはまた青空に戻っていた。

 出棺を告げるクラクションが鳴り終わった時、通夜と葬儀を通じて1曲も流れなかったキャンディーズの曲が突然、大音量でかかった。明るいテンポのデビュー曲「あなたに夢中」。熟年になった男性ファンらが彼女のイメージカラーである青色の紙テープを一斉に投げ、声を震わせながら「スーちゃん」と叫んで最後の見送りをした。(石飛徳樹、大室一也)

ランさん、ミキさん大好きでした 田中好子さん録音全文2011年4月25日19時55分


 田中好子さんのメッセージ全文

 こんにちは。田中好子です。

 今日は3月29日。東日本大震災から2週間経ちました。被災された皆さまのことを思うと、心が破裂するように痛み、ただただ亡くなられた方々のご冥福をお祈りするばかりです。

 私も一生懸命病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でもその時は、必ず天国で、被災された方のお役に立ちたいと思います。それが私の務めと思っています。

 今日お集まりいただいている皆さまにお礼を伝えたくて、このテープを託します。キャンディーズでデビューして以来、本当に長い間お世話になりました。幸せな、幸せな人生でした。心の底から感謝してます。

 特に、ランさん、ミキさん、ありがとう。2人が大好きでした。

 映画にもっと出たかった。テレビでもっと演じたかった。もっともっと女優を続けたかった。

 お礼の言葉を、いつまでも、いつまでも皆さまに伝えたいのですが、息苦しくなってきました。

 いつの日か、妹、夏目雅子のように、支えて下さった皆さまに、社会に、少しでも恩返しが出来るように復活したいと思ってます。カズさん、よろしくね。その日まで、さようなら。

gooインターネットニュースより抜粋引用


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