涼しい空でした~。
汗も出そうも無いお日和でしたから、午前中いっぱいは「草刈り」作業でお腹を空かせました。
スーからメールが届きました、ルーニー (Rooney) の子供達は元気に育
っているようです、、。とりあえず安心しました。
父犬ルーニー
子供達の出産が有ったのは9日月曜日、スーがThree Counties のショーから帰ってからの事
でした。
そして私達がスーの家を訪ねたのは12日、仔犬が産まれて三日後の事でした。
普通であれば、私達ブリーダーは余程の事が無い限り出産後間もない時期に産室内へ獣医
師以外の他人を招き入れる事は先ずありません。
「細菌感染」などが怖いからです。また、神経質になっている母犬等への影響を考えても、め
ったに行う事では有りません。
そんな状況の中、招かれた私達は逆にその後の仔犬達の様子がとても心配だったのです。
ブリーダー暦30年を超えるスーですが、過去に恐らく「細菌感染」から一胎全ての仔犬を失
った事があります。
そんな事情を知っていたものですから、帰国後も仔犬達のその後の様子がとても気になって
いたのです。
仔犬はご承知の様に、自らの「体温調節」をする事が出来ません。
出産後の仔犬が具合悪くなったり、何らかの理由で死んだりするのは産室の温度管理に問
題があったりする場合が多いものです。
仔犬は出来るだけ温かく保つ事が望まれます。仔犬の身体が少しでも冷えると、急激に免疫
力の低下を招くようです。
スーが手にとって示しているのは、いわゆる「湯たんぽ」です。
電子レンジに入れて暖めるタイプのものですが、産室の敷物の下に数個置いておくと優れた
保温効果が期待できます。
この様な物を使う様になってから、産まれたばかりの仔犬の育成は飛躍的に改善されたそう
です。
スーは9頭の成犬達と、7頭のパピーを全て屋内で飼育しています。
綺麗に手入れされた芝生のバックヤードは、おおよそ150坪程有りますので犬達の運動に
事欠く事は有りません。
↓生後5週間目のロン"Berolee Starcraft (Ron) " と、6月1日初めてショー
に出た時の写真。
↓同じく5週目のクイーニー"Berolee Starlet (Queenie) "と6月1日のショー
での写真。
繁殖に関して、私達の話はいつまでも尽きません。
彼女は、私達の三倍の経験(年数・ブリーディング)を持ったイギリスの一線に位置
するブリーダーです。
イギリスでの三倍の年数とは、、、?? 考えさせられます。
恐らく私達の300倍以上の良質なイギリスの犬を見続けてきた経験を有するブリー
ダーですから、年齢を超えて見識の深さが窺えるのです。
◇ 私達がイギリスのブリーダーを尊敬する理由は、彼らのブリーディングに対する「理念」が、き
わめて『真面目』なものだからです。
確かな「理念」に基づくブリーディングからは、良質な気質(temperament)を持った犬達が多く産ま
れて、更に育成段階で磨きをかけて育てられています。
"Sandylands"をはじめとして、イギリスの多くのラブラドールの体型は「上質な気質」と肉体を
含めた「健全性」が、内面から滲み出たものと解釈しても良いでしょう。
ヨーロッパ大陸の、多くの「他の国」のラブラドールとの違いが感じられます。
皆さまも、今日もご愛読、お疲れ様でした~~~~!
一息つかれたらワンクリック宜しく御願いいたしま~す。
そしてトリプルスターのカレンダーは此方ですご見学希望の方は、ご参考に願います~
業務連絡
◇ 今年第一回目の「川遊び」は、7月12日に行なわれます。