ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

★★★ 躍動の春です・・・

2009年04月07日 | トリプルスターの日常


なんとも、呆れるくらいの良いお天気になりました。
言う事ありません、、で、終えられれば楽なんですが、、。
我が家は朝から賑やかでした。
すぐ傍でガス管の取り換え工事が行われて、重機が入り地響きを
たてていたからです。
工事の人達や、唸る重機の傍を通って仔犬達を運動場へ連れ出しました。 


     
◇今日のランは朝から日差しが強く、日除けが無いと暑さ負けしてしまいそうな有様でした。
若い犬達は、日陰を占有し、大きな穴を掘って気持良さそうに体を冷やしていました。
     
◇春の香りのそよ風に、仔犬達はとても気持良さそうでした。
近くの高台にある保育園の子供達の様に、身体いっぱい「おんも」を満喫した我が家の子供達。
     
◇仔犬達は、今度の日曜日に新しいオーナーさんにお渡しされる事になっています。
と言っても女の子三頭だけなのですが、、。
牡は二頭とも犬舎に残り、その後の成長が観察されます。
牝は四頭のうちの一頭が残されるのですが、、、、この(女の子一頭を選ぶ)選別が難儀しています。
     
◇牡の二頭は良い体質を持っていて、たぶん大きくなってくれる事でしょう。
性格面でも、ものに動じる様な事は無く、「ムスッ」としていて可愛気の無い良い顔をしています。
     
◇牝達は其々明るい性格の様に見受けられ、憶する事の無い活発な仔犬達です。
いずれ可愛くなるであろう要素を十分に持った、性格の良さをそのまま表した様な顔付をしています。
活発ですが、何より無駄に啼く事が無く、静かな処が気に入っています。
     
◇生後56日目の体つきとしては、ナチュラルな良い体形をしています。
歩いたり、走ったり、立ち止まったりと、、、動きに無駄が無く、骨格の構成に問題が無い事をよく表しています。
     
◇父犬のハリー、母犬のヒマワリ、それぞれのウィークポイントがどれだけ解消されているか。
其々の良いところが、どれほど受け継がれ増幅されているか、、、この時期の観察は楽しい作業の一つです。
     
◇今回仔犬をお渡しする新しいオーナーさん達は、全て過去に「ラブラドールを飼った」経験を持っています。
飼育方法などの説明は要点のみの解説で楽なのですが、考え方を改めて戴く様な部分があると噛み砕いた話をする事になり、
幾分気を使います。
     
◇犬は人に「飼われて」幸せになれる生きものです。(人は犬を「飼う」ことで、幸せを得ようとしています。)
動物(犬)を「飼う」と言う事が正しく理解されていると、人にとっても犬にとってもとても良いことなのですが、、。
本来この犬種は屋外で飼育する事がベストなのですが、殆どの日本人は「環境問題」などから室内での飼育を行っています。
屋外でのびのびと生きる様に作られた犬なので、室内で飼われる事は幾つかの点でとてもリスキーです。
しかし、ラブラドールを室内で飼育するノウハウは、市販の「飼育書」等には余り詳しく(正しく)書かれていません。
室内での飼育方法を正しく学び、犬と一緒に暮らす中で「飼う」と言う事を正しく実践して欲しいと思っています。(お互いの為に)
残念ながら逆立ちしたって犬は犬、人間ではありません。犬に向けられる愛情は、人に向けられるものとは異なります。
正しい愛情を持って「飼われている犬」は、どんな犬種であってもひと際輝きを増して見えるものです。
(犬は、飼っている間中目を離せる生き物ではありません。血の通った生き物であり、深い感情をもった生き物なのだと言う事も
忘れてしまわない事です。幾つもの喜びを人に与えてくれる犬に対する愛情は、犬の喜ぶものでなくてはならないからですね。)
     
良い素材を提供するのは、常に我われブリーダーの責務です
よい成長を促す責務を負っているのは、いつも飼い主である貴方です。
お互い、精一杯頑張りましょう!ラブラドールの為に、手に手をとって、、、、。



  皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます~。


ラブに関して、気になる事やご相談事等がありましたらお気軽にメールして下さい。
出来る限りお答えさせて頂ければと思っています。




一息つかれましたらワンクリック宜しく御願いいたしま~す。

そしてトリプルスターのカレンダーは此方ですご見学希望の方は、ご参考に願います。

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