l a n g u a g e (5)

「英語とおフランス語のハニムーン」についてちょいとお話しましょ。

まず昨日の復習～。

はいっ、そこのガキ、英語は「何系」の言葉ですか？
三択です。

１：　コスプレ系
２：　ゴスロリ系
３：　ゲルマン系

ん？どだ？
オチがないからサクッと答え言っとくぞ。そう、「３：ゲルマン系」ですね♪

英語は「ゲルマン系」の言葉なんですが、単語に関して言えば「ラテン系」のおフランス語からたくさん借用してます。
あまりにおフランス語からの借用語がたくさんあるんで、同じゲルマン系のドイツ語を見てもよーわからん！おフランス
語見るとなんとなくわかる♪って感じ。

これはなぜかというと、中世は「おフランス語」がヨーロッパの「共通語」だったんです。
イギリスでも宮廷では英語ではなくておフランス語が話されてましたから。
当時、イギリスはヨーロッパの片田舎に過ぎなかったんで、英語自体が田舎もんの「カッペ言葉」だったんだべな。
ちなみに今でも国際外交の公式な共通語は英語じゃなくておフランス語です。知ってました？

英単語の中で「～ment」とか「～ge」で終わってる単語や、ちょいとお堅い単語はだいたいフランス語からの借用。
例えば「勇気」という単語は「courage」ですよね。これもおフランス語から入ってきてます。
英語だと「カーリジ」みたいに発音されますが、おフランス語では「クラージュ（“ou”は“ウ”、“ge”は“ジュ”と発音されます）」。

そう！ざっつ　ぅらいと！英語を覚えたらおフランス語もちょっぴり理解できたりするわけです♪奥さん、お得でしょ？
逆に「これはおフランス語起源かいな？」と思った英単語をおフランス語風に発音したら通じるってことも案外ありーの。

・schedule
アメリカでは「スケージュール」、イギリスでは「シェジュール」　→　おフランス語では「シェデュール」

・journal
英語では「ジャーナル」　→　おフランス語では「ジュルナル」

・science
英語では「サイエンス」　→　おフランス語では「スィアンス」

ね？

ただし、一見おフランス語風に見えても実は違ってたり、同じ語でも意味が変化してたりすることもたまにあるのでご注意を♪

■　番外編

あ、日本語にもおフランス語から来てる動詞がありましたね。
きっと誰しもが生涯何万回と言ってることでしょー。

「サボる」

これは「sabotage（サボタージュ）」から来てたのでした～。あははぁ♪


明日ももうちょい「語源」についてお話ししまふ。
って、言語に興味持ってもらうのに役立ってるのかな・・・(-_-;)

taddy


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