昨日隆平の家で久しぶりTVを観た。
というのも、学生時代からTVを置いてないから、TVを観るのは実家に帰ったときくらい。
ちょうど朝の奥様向けワイドショーをやっていた。
観ていると不倫や浮気のオンパレード。
それを悪気もなく、時折ゲラゲラ笑いながら話す視聴者。
おそらく番組内容は面白おかしく着色されているのだと思う。
だけど、このようなものが平日の朝からお茶の間に流されていること自体にあきれた。
海外に一度出てみると気づくんだけど、日本は性的モラルが低い。
電車のつり革広告は卑猥な記事や写真が遠慮なしに掲げられている。
コンビニではそのような雑誌が誰もが目にするところに置かれている。
立派な格好をしたサラリーマンがスポーツ新聞を堂々と読んでいる。
風俗街があちこちにある。
海外から友人が来るたびに驚かれ、いつも恥ずかしい思いをする。
もちろん海外にもこのようなものはある。
だけど、日本の場合、未成年者が見れるところにこのような広告や雑誌があり、手本と
なるべき人たちが手本となる姿を示せていないのが問題だと思う。
僕たちは「自由」というものをはき違いしているように感じる。
「自由」には常に「責任」が伴う。これは表裏一体。
今の日本に欠けているのはこの「責任」部分のように思う。
企画が面白ければ何でもOK。
売れるのであれば何でもOK。
投資リスクは綿密に検討するけど、社会責任に関する考慮は皆無に等しい状態。
つまり経済的に「奔放状態」。
自己満足で終わってる。
やりたいことだけやって終わり。
企業の「社会的責任」が話されることも増えてきたけど、一種の流行程度。
だけど、ツケはすでに社会のあちこちで現れて来ている。
経済活動も社会活動の中の一部だということを忘れている。
垂れ流しの経済活動は、結局は自分の首を絞めるだけだということをいつになったら気づくのだろう?
taddy
P.S. 一つ忘れてました。
剣ちゃん(水野選手)のHPの「s c h e d u l e」と「p r o f i l e」の中のメディアのところを
アップデートしました。よろしくです。http://www.ken-mizuno.com
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北海道の函館の夜景を見に行った時、
「ラブホテルやパチンコ屋のネオンも夜景に貢献してます」
なんてガイドが言ってたけど風情のかけらもないね。
お金がある、余ってる、消費が美学みたいな所が思いきり現れるのが低俗産業(?)だったりする気がするわ。
東京のネオンは好きじゃないなぁ。
ほかの都市にいくと、東京ほど歯止め無くはない気がする。
日本じゃ「接待」として風俗が利用されたりする風潮が未だに強くあるわけでしょ。そして、「男なら風俗に行って当たり前だ!」と何か勘違いしてる輩もいるけど、言い訳以外のなんでもない。
理性のかけらもない大人たちが偉そうなことを語ったり、子供たちを批判する資格はまったく無いね。
でも、最古の職業が女性の売春って聞いた事あるよ。
更に、食いっぱぐれたら最悪の道として選ぶ女性も未だにというかむしろ多いはず。
なんだかちょっともどかしい。
需要がある事も供給がある事も。
あとね、体を売る仕事をしていた女性の話も聞いたことあるんだ。彼女の話にはものすごく胸が痛んだ。彼女自身、自分を騙し騙しその商売を続けたそう。ココロの中じゃ罪悪感がどこかにあったけど、それも押し殺しているうちにそういう感覚も麻痺。人間としての尊厳もへったくれもなくなってしまって、端から見ると華やかな生活を送ってたけど、実際は身も心もボロボロに。堕ちるところまで堕ちた時、自殺したくなったけど、一人の手を差し伸べてくれる人との出会いでその絶望的な境遇から抜け出ることができたって。
「性」は商品じゃない。
僕も上京以来、自分で情報を選べるようになろうと思ってTV無し生活をしています。
TVや情報誌などいい部分ってのもあるんだろうけど一方的な価値観から垂れ流されてくるものって個人が選択の機会を少なからず減らしてしまうのではないでしょうか、誰かにとって都合のいい社会 集団 etc
あまり深く考えてないのでうまく表現できないですけど一言で
気に食わない
です。経済活動に組み込まれてない子供の戯言ですけど世の中は不満だらけー
>> さとそ殿
どもどもコメント、ありがとーございます♪
さすが剣ちゃんがかわいがってる後輩さんだけあって、面白さも知的さも素晴らしいですね。
さとそくんもTVなしの生活でしたか。
TVなしの生活を送っていると、本当にTVは「洗脳機」のようなものだと思いません?
雑誌の編集もちょっと勉強させてもらったことありますが、さとそくんの言うように情報は片寄りまくってます。
夢を売るのが雑誌の役目なんで、読者が夢を見れればそれでOK。つまり、雑誌の情報はそのようなもの
の上に成り立っているんだという認識の上で読まないと、「現実」を見つめることができなくなってしまいます。
垂れ流しの状況を打破するためにも、今後はもっと「企業の社会的責任」が強く求められていってほしいですね。
消費者側の間にも、そういう会社しか評価しない、投資しないといったスタンスが広まっていって欲しいものです。