コメント
 
 
 
Unknown (Unknown)
2009-06-03 23:24:05
こんにちは。
毎回楽しく拝見いたしております。
九州地区の国立大学職員の者です。

ここでぼやきを・・・ご時世でボーナス減が確定です。
いただけるだけよしとしますか。

今回の内容とは場違いの質問になると思うのですが、ご存知でしたら教えていただきたいです。

先日、大学の技術職員の方と国立大学附属図書館の司書さんと宴席を共にする機会がありまして、ふと気になったのですが、事務職員と技術職員と司書の給料は同等なのでしょうか?それとも、後二者は専門性があるいわゆる「専門職」なので事務方より遙かに高給なのでしょうか?

残業がほぼない二者がうらやましく思う今日この頃です。
 
 
 
Unknown (管理人)
2009-06-04 22:38:18
>>Unknownさん

当ブログをご閲覧いただきありがとうございます。

ご質問の件ですが、少なくとも技術職員も司書の方も一般職の俸給表・本給表が適用されますので、給与体系の次元では違いはないかと思います。違いが出るとしたら昇任やらポストの関係でしょうが、自分の大学では特に技術職員や司書の職員さんが普通の事務職員より目立って高給であるという話は聞きません。仮に事務職より少し高いと言っても、教育職や医療職の職員さんとは比べ物にならないでしょう(国立大学では普通の事務職員は5~6年働いてやっと大学病院の新任看護師1年目の基本給と並びます)。

若干の差はあるかも知れませんが、同じ俸給表・本給表が適用される者同士、仲良くやっていくのが良いかと思います。
 
 
 
Unknown (aruto)
2009-06-04 22:56:53
管理人さんのデータ収集能力にはいつも頭が下がります。

ただ、ちょっと気になったのですが、もしかしたら院卒の方が増えている時期は、就職氷河期に該当するのではないでしょうか?
当時、就職できなかったら院に行く、という人が多かったと言いますから、もしかしたらその影響も多少なりともあるのではないかなぁ、と思います。

また高校歴化についてですが、人事の友人に話を聞くと、これからの大学経営の難しさ・醍醐味、研究機関としての役割の認識をどの程度持っているかを聞くとき、やはり高校歴者の方が、深く認識していることが多く、言いづらいのですが偏差値の低めの大学の方はそういった認識が甘いことが多いとのことです。

これは、大学の力に直結している可能性もあるかもしれないと友人は言っていました。大学が「ただの教育機関」や「就職の為の準備期間」となってしまった大学では、在学中、学生が「研究」に触れることが少なくなり、「研究の場」としての大学の認識が甘くなるようだ、とのことです。

ですが、「変人を大事にする」自分の大学は、お世辞にも偏差値が高いとはいえない大学出身者ばかりです^^
中には、大学卒業後ニート→フリーター→バックパッカー→大道芸人という凄まじい変わり者も居たりしますが、そういった方々の意見はとても警抜なものが多く、大学改革に大きな寄与をしています。
高校歴化するだけでなく、これからの大学に求められるもの、また求められる内容が変遷することを考えれば、様々な視点や経歴を持った方を積極的に採用してほしいなぁ、と思います。

ただ、最低条件として「空気を読む人」であって欲しいとは思いますが・・・。
 
 
 
図書館職員 (通りすがり)
2009-06-22 12:37:40
図書館職員は少なくても法人化前までは「特殊な技能を持った職種」として一般の事務より優遇されていました。
一定年齢以上の方なら同じ年齢で給与を比較すれば間違いなく図書館職員の方が給料が上のはずです。
図書館職員は係員からいきなり係長になるのはその名残です。

管理人さんの処にも図書館職員が数名いらっしゃると思いますので比較して見て下さい。
 
 
 
院卒者の意見 (myu)
2009-06-23 21:38:45
非常に興味深い記事でした。

私は、大学院博士課程を中退し、国立大学の技術職員になりました。

ちなみに同世代の技術職員は、ほとんど大学院卒です。
理系の場合、大学院への進学率が高まっているので、当然の結果のように思います。

社会全体として高学歴化しているのではないでしょうか?
昔の高卒と今の大卒が同じくらいのレベル?

私自身としては、大学院で学ぶことは有益だと考えています。
研究室で培った、
仮説を立て→実験して証明し→論文にまとめたり学会で発表する
という能力が、職場においても役立っています。

しかし、大学組織においては非常に疎外感を感じています。
技術職員のことをきちんと評価してくれる事務系の上司がいないのが原因だと思います。

そんな私は、今まで研究してきた経験を活かし、
もっと広い意味での研究支援の仕事、大学における研究戦略的な仕事をしたいと考えています。
こういう仕事ができる日がやってくるのかどうか…。
 
 
 
Unknown (管理人)
2009-06-26 21:38:19
>>myuさん

大学時代に理系学部にいた友人に聞いた話ですが、理系では今や修士まで終了してやっと人並みと見なされるそうですね。しかし自分のような文型学部出身者には「研究職になるわけでもないのに何で大学院に行ったの?」と考える人が結構たくさんいます。大学内においては技術系には技術系の「畑」みたいなものがあるのでしょうが、最終的な「人事権」を握るのはやはり文型学部出身者が多いので、理系の大学院出身に対する風当たりはまだまだ強い方なのではないでしょうか。

あと、一つの考え方として、「技術系大学職員として必要な知識や経験を大学院という組織は学生に身につけさせているのか」あるいは「大学院生は技術系大学職員として必要な知識や経験を大学院にいる時分に身に着けているのか」という観点があるかと思います。大学職員としてはまだ数年の勤続年数しかありませんが、文型においてはこのあたりの疑問には否定的な考えを持っていると思います。要するに、「大学で身につけることと仕事上で必要になることは違うのだから、大学院なんぞいかずにとっとと就職して職場で仕事に必要な知識を身につけてくれ」という感じの雰囲気がある訳です(かならずしもそういう雰囲気が支配的という訳ではありませんが。その証拠に大学院出身者の採用割合はデータで示したとおりに増加傾向にあります)。大学院で身に着けたことが全く何の役にも立たない、ということはないでしょう。しかし、22歳の新卒学生がその後の5年間を「学生」(まぁ一部は教員みたいなものですが)として博士課程修了まで過ごすか、「職員」として業務をこなすかという仮定を持ち出した場合に、我々文型の人間は「博士の学位は、もしそれを終了するために費やされた5年間という少なくない時間を業務に当てることで習得できる業務上の知識や経験に比べて果たして本当に匹敵、あるいは凌駕するものなのか」という疑問を持たざるを得ない訳です。

文型においては理系に比べて、「大学で学ぶことと業務上で必要とされることは違う」という考えが強いので、「大学院に行かずにとっとと就職するのが正しい」という風潮があるのかもしれません。東大法学部出身者が大学院に進まずにとっとと国家Ⅰ種を受けてキャリアになるあたりに文型学部における就職観がよくあらわれていると思います。

理系に対して否定的なことを多く書きましたが、自分も就職時には「もう少し大学院で専門的な勉強がしたかったな」と思っていたクチなので、大学院出身者の方々には大学職員に多くいるような「文型」の「学部」出身者の期待を裏切るような、「大学院出身だったからこそこんなことができたんだ!」というような実績を多く生み出してほしいと思います。時間は掛かるでしょうが、一人一人が地道に頑張れば、いつか最終学歴がきちんと評価される日もくるかと思います。
 
 
 
Unknown (ソムソム)
2009-06-30 14:29:09
大学院に行こうが、大卒止まりだろうが、仕事の出来不出来は結局その人次第。プライドばっか高くて使えない院卒なんて腐るほどいるし、逆に滅茶苦茶素晴らしい院卒の方もいる。大卒だって同じようなもんだ。

院卒、大卒なんて関係なく、その人自身を評価するような組織になって欲しいすなぁ。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2009-06-30 20:11:45
初めまして、来年の国立大職員採用試験を受験する予定の者ですが、申込用紙の勤務希望地で「どこでもよい」と「第一希望・第二希望」と分かれていると思うのですが、この選択が採用に影響されるということはあるのでしょうか?

「どこでもよい」を選択すると可能性が広がるとか、第一希望や第二希望が無いのは志望動機が薄いと思われマイナスになったりしますか?

私としては、第一希望は決まってまして、第二希望は特に決まってない状況です。
 
 
 
Unknown (管理人)
2009-06-30 21:39:00
>>Unknownさん

かなり極端に「この大学でしか働くつもりはありません!」などと書かない限り、このような設問一つで採用が左右されるようなことは無いかと思います。むしろ採用する側としてはこのような設問を設けることによって受験者に選択の余地を与えているつもりなのでその趣旨を汲んで、自分が希望することを素直に書くのがベストだと思います。

第一志望が決まっていて第二志望が決まっていないのであれば「A大学での勤務が第一志望ですが採用後にもし他の大学で働く機会があれば利用して見たいと思っています」くらいに表現すれば良いのではないでしょうか。民間と違って国立大学は大学間での異動も結構あるので、下手に第一志望であることだけをアピールするのはあまり得策ではないと思います。なんなら「正直どの大学を第一志望にしたら良いのか迷っています」でもかまわないかと。受験参考書に書いてあるような模範解答を丸写ししたような返答よりかはこう答える方がまだマシな気がします。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2009-07-01 21:01:09
ご回答ありがとうございます。
説明不足で分かり辛くてすいませんでした。
私の受験したい地区の1次試験申込用紙にある勤務希望地欄に、「どこでもよい」と「第一第二希望を記入」の二択になってる選択肢があるみたいで、「第一第二」を記入してしまうと採用地区が限定され、希望地の倍率が高かった場合に一次通過の可能性が減ってしまうのではないかと不安に思っていました。

こればっかりは、地区の採用担当者にしか分からない質問をしてしまってすいませんでした。
 
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