NHKのBSで楽天対ソフトバンクの試合が昨日と本日中継された。
しかし、途中であきらめムードになってしまう。
で、チャンネルを移動すると、同じくBSで映画監督「山田洋次」の特集をしていた。
昨夜は「遥かなる山の呼び声」で今夜は「下町の太陽」である。
ちなみに明日は「幸福の黄色いハンカチ」でありまする。
下町の太陽は初めて見た。
倍賞千恵子が若いというか幼い顔である。
それがちょいと気のついよい下町の女の子にぴったりである。
筋書きは「ごくありふれた」というかんじであるが、「人生」というか「どう生きるか」ということが基礎になっているため、心を打つ物語となっている。
相手役の「勝呂誉」や「早川保」あるいは「待田京介」などの若い俳優たちがあまり輝いていないけれど、脇のベテランたちが個性的で輝いている。
日本が急成長をしようとしているとき、その真っ只中にいる若者と老人。
老人たちが「金」について話しているのを聴いた主人公町子<倍賞千恵子>が、お金のことを話している場合ではない、と怒るシーンがあったが、今はどうだろう。
お金をもうけて何が悪い!
と平気で言える時代だからなあ。
せめて若い人たちは、お金、以外にも素敵なものがあるんだ、とちょっとでも思えるようになっていてもらいたい。
いま、そういう物語、ドラマ、映画を作ったら「ウソ」になるんだろうか。
そういう意味では、この当時の映画、あるいは山田洋次監督がかかわっている映画は「メルヘン」になっているのだろう。
しかし、途中であきらめムードになってしまう。
で、チャンネルを移動すると、同じくBSで映画監督「山田洋次」の特集をしていた。
昨夜は「遥かなる山の呼び声」で今夜は「下町の太陽」である。
ちなみに明日は「幸福の黄色いハンカチ」でありまする。
下町の太陽は初めて見た。
倍賞千恵子が若いというか幼い顔である。
それがちょいと気のついよい下町の女の子にぴったりである。
筋書きは「ごくありふれた」というかんじであるが、「人生」というか「どう生きるか」ということが基礎になっているため、心を打つ物語となっている。
相手役の「勝呂誉」や「早川保」あるいは「待田京介」などの若い俳優たちがあまり輝いていないけれど、脇のベテランたちが個性的で輝いている。
日本が急成長をしようとしているとき、その真っ只中にいる若者と老人。
老人たちが「金」について話しているのを聴いた主人公町子<倍賞千恵子>が、お金のことを話している場合ではない、と怒るシーンがあったが、今はどうだろう。
お金をもうけて何が悪い!
と平気で言える時代だからなあ。
せめて若い人たちは、お金、以外にも素敵なものがあるんだ、とちょっとでも思えるようになっていてもらいたい。
いま、そういう物語、ドラマ、映画を作ったら「ウソ」になるんだろうか。
そういう意味では、この当時の映画、あるいは山田洋次監督がかかわっている映画は「メルヘン」になっているのだろう。
「ウソ」とは言わないまでも、現実的じゃないなと感じる人は多いかも知れません。
(夢のない意見で恐縮ですが)
記憶に残っていると言えば、「幸福の黄色いハンカチ」でしょうか。
メルヘンで予定調和……と、どちらかと言えば好みではない部類の作品なのですが、なぜかあのラストは好きです。
子供の時に見たので気づかなかったのですが、今から考えると凄く豪華なキャストでしたね。
あ、『たそがれ清兵衛』の話をしていない――。
山田映画って、そういうところがありますよね。
そういうところ、というのは「メルヘンで予定調和」的なところです。
でも、それがなんともいえないときがあるんです。
実は今夜は「同胞」というDVDを借りてきてしまいました。
そして次は「隠し剣 鬼の爪」
そして「友情」と行こうかと思っているのです。