読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

青春のうた 第27巻 1960年代後期⑤

2007-02-08 07:55:07 | 読んだ
私にとって、1960年代の歌って「当たり外れ」が大きいのよねえ。
といいながら、その1960年後期の5であります。

1.君の祖国(くに)を/ザ・シャデラックス 1967年12月

申し訳ないが、真剣にというか身を入れて聞いたのは初めての歌である。
1967年といえば昭和42年か、小学校5年生。

こういうなんというか
♪君だけは愛してほしい この国を愛してほしい♪
という歌詞を、わりと澄んだ声で歌われると、恥ずかしくなる性分なのである。

2.今日の日はさようなら/森山良子 1967年8月

よくキャンプファイヤーで歌わされたなあ。
で、歌い終わると「点火」したりするんだなあ。

なんだかとっても恥ずかしかったような気がする。
あたりは暗くて、そして誰も私に注目しているわけではないのに、ただひたすら恥ずかしかったなあ。

3.何故に二人はここに/Kとブルンネン 1969年7月

Kとブルンネン、は知っているが、この歌は知らない。

しっとりとした「いい歌」ではあるが、まあそのーいわゆるひとつの、という感想か。

4.水虫の唄/カメとアンコー 1969年

この歌は聞いたことがあるが、聞き流した程度である。
こういう、コミックソングは嫌いではないのだが、いまひとつグッとくるものがなかったんだろう。

それにしても、ライブドアー騒動のとき、ニッポン放送の社長が亀淵昭信さん(カメ)だったのには驚いた。

とはいうものの私が深夜放送を夢中になっていた頃、カメとアンコーを頻繁に聞いてはいなかったのだが・・・

5.カレンダー/土居まさる 1969年4月

この歌も聞いたことはあるが、フーン、という印象だった。
いい唄なんだけれどねえ。

6.時には母のないこのように/カルメン・マキ 1969年2月

この歌は大ヒットしたのでよく覚えている。
カルメン・マキの雰囲気にぴったりしていた歌である。

そして
♪時には母のない子のように♪
と、何気なく口ずさんだりしていたのであった。

ただ、この歌を聴くときは静かにして(心の中では正座をして)聞かなければならないような、そんな重苦しさを感じていた。

あとがき
 というわけで、今回はあっさりとした感想であった。
 よくぞまあこんなマイナーな歌ばっかりを選んだなあ、というのが大まかな感想で、こういう歌もあったんだなあ、というのがいいほうの感想である。
 まだ多くの人たちに共通する思いを「きれいに」表現していたのではないか、と思われ・・・
 自分の言葉と普遍性が重なるのはやっぱり70年代に入ってからなんだろうなあ。

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