読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

東北へ行こう!〔特別対談〕東海林さだお・平松洋子 オール読物5月号

2011-05-16 22:17:56 | 読んだ
ゆっくりと休めないゴールデンウィークをなんとか過ごし、このブログも連続更新が出来、いよいよ読書生活も以前のようになるのか。

と思っていたら、またもや事故に見舞われてしまい、とんでもない一週間を過ごしていた。
やっと落ち着いてきたのであるが、この「落ち着き」がホンモノではないことは確かで、今は危うい道を歩んでいるところである。

さて、今回の「東北へ行こう!」は、東日本大震災にかかる特集の一つで、漫画家でエッセイストの東海林さだおとエッセイストでフードジャーナリストの平松洋子が、東北について、勿論「食べ物」を中心に対談したものである。

東海林さだおはオール読物連載の「男の分別学」、平松洋子は同じくオール読物連載の「いまの味」の取材のため、東北を訪れる予定であった。
というところから特別対談が行われたのであった。

しかし、この二人のことである、話はあっちへ飛びこっちへ跳びで、まとまりのないようにすぎていくのである。

東北といっても、今回大きな被害があったのは、福島、宮城、岩手の沿岸部である。
この沿岸部には「行こう!」といっていないのがいい。

青森・秋田・山形或いは内陸部については被害が甚大でなく、それだけに観光客が減少するのは大きな痛手である。

震災による痛手といつもの収入がない痛手の二つなのである。

そういう意味ではこの対談が、観光の起爆剤になればと思うのだが、やっぱり散漫なのである。
そのあたり、対談を始める前に話し合いはなかったのだろうか?
と思ったりする。

といっても、その「散漫」さを怒っているわけではなく、東海林さだお氏を登場させたのは、そういう「散漫」さというか話があっちこっちへ行ってしまうのを見越して或いはそれを「ウリ」としているんだと思うし、それはそれでいいのである。

であるが、時期が時期だしなあ。
なんて思ったりして・・・

まあこの対談を読んでいくらかでも東北を訪れてもらえればいいと思う。

ウーン、なんだか私も「とりとめない」ことになってきているなあ。
これも東海林さだお氏の影響であろうか?

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